こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2012.1.27] -[議員日誌]
26日同和更生貸付基金の「肩代わり」問題で、百条委員会が開かれ、泉南市選出の前府会議員・松田氏の証人喚問が行われました。
昨年の百条委員会で他の証人から、「松田氏が同和更生貸付金の返還金の「肩代わり」として30万円を元人権推進部長に支払った」と指摘されていました。
今回の松田氏の証人喚問は、これらの指摘について、松田氏本人から聞き取るために行われました。
松田氏も「30万円を支払った」と証言しました。支払った理由は、元人権推進部長から「松田氏が同和更生貸付基金の債務者の保証人になっている。その人の滞納分を支払って欲しい」旨の要望を受けたためと述べました。
さらに、松田氏は「誰の保証人になったか、分からない。保証人になっている債務者は誰か聞いたが、個人情報のため教えられない、と言われた。金額は同和更生貸付基金の貸付限度額である30万円を支払った」という趣旨の証言をしています。
松田氏には「30万円には、保証人として支払う分だけでなく、カンパ(寄付)も含まれているという証言もあるが、どうなのか」「誰の保証人になったのか、わからないのに、30万円も支払うのか」などの質問が寄せられました。