月別アーカイブ:2012年6月

「道ひとすじ」の書評・・・産経書房

6月23日(土)の産経新聞の書評欄に古美術鑑定家 中島誠之助氏による、「道ひとすじ 不破哲三とともに生きる」(上田七加子著 中央公論社・1975円)の紹介記事が載っていました。

中島さんは、「開運 なんでも鑑定団」で有名な方です。この方が、産経新聞で、日本共産党前委員長 不破哲三の夫人が書いた本の紹介をしていたので、ビックリしました。

不破さんの本名は上田ケンジロウ(漢字が分からない。ケンは建築の建ではないか)のはずです。不破夫人は上田姓になります。

中島さんにとっても、産経新聞にとっても、日本共産党関係の本を悪意なく紹介することは大変勇気のいることだと思いました。

この書評は、不破夫婦に対し、中島さんが同世代の者として、戦中・戦後の苦労に共感をしめしています。この書評を読んで、私もこの本を読みたいと思いました。

午前はしんぶん赤旗の購読のお願い。民主党・自民党・公明党は信用できないと言う人が購読してくれました。

午後は、昨日に引き続き街頭宣伝。宣伝中に新家駅前の交通混雑を早く解決してくれと要望を受けました。

夕方は、6月26日(火)の最終本会議の傍聴のお誘い。大飯原発の再稼働に反対する意見書、議員辞職勧告決議の採決など熱い議論が予想されます。26日は、ライブ中継や議会傍聴で審議の様子をご覧ください。

官邸前に4万5千人“再稼働やめよ

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大手メディアは多くは報道しませんが、原発NOの声は大きく拡がっています。普通の人が怒っています。しんぶん赤旗は、原子力村(財界・マスコミ・御用学者・政界)に入らず、原発の危険性を訴えてきました。以下、赤旗日刊紙の本日付けの記事の一部です。

「再稼働反対」「原発なくせ」「子どもを守れ」。22日夕、約4万5千人以上の声が首相官邸をつつみました。野田内閣が関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を決めたことにたいして、撤回を求める市民たちの地鳴りの唱和です。

(写真)大飯原発再稼働の撤回を訴える人たち=22日、東京・首相官邸前
 
首都圏反原発連合の有志がインターネットのツイッターを中心に呼びかけてきた抗議行動は、野田首相が記者会見で「再稼働すべきだ」と表明した8日には4000人、再稼働を決定する前日の15日には1万2000人が官邸前を埋めました。

行動開始前から続々と人が集まり始め、「再稼働反対!」と、官邸に向けて怒りのコールが途切れることなく続きました。参加者たちはハンドマイクで思いのたけを訴えました。

行動の終了後も多くの市民が残り、肉声で訴え続けました。

写真(写真)発言する志位和夫委員長(中央)=22日、首相官邸前
 
午前中はしんぶん赤旗の購読の訴え(読者が増えました)、午後は消費税増税と原発再稼働反対の街頭演説をしました。晩は商工団体の総会に参加しました。

泉南市でも土砂崩れが

昨日からの大雨のため市内岡中地区でも法面(のりめん)崩壊があり、一部道路が通行止めになっています。

昼休みに現場に行くと、シャベルカーが道路の土砂を片づけていました。

斜面の地面は緩んでおり、引き続き警戒が必要です。昼間の交通量が多い時に崩落があれば、大きな事故に繋がったかも知れません。

22日未明、この道路を通行していた人から、松本議員(共産党)に、「土砂が道をふさいでいる」と連絡があったそうです。

松本議員は、未明から現地を確認したり、他に崩落がないか、調査したり大変だったそうです。

他には大きな事故もなかったようです。

晩は岸和田で共産党の会議があります。

6月 税金の使い方に無関心でいられない

雨の中、樽井駅で早朝宣伝を行いました。たのうえ聡太郎19区国政対策委員長とともに、「3党合意 密室談合の消費税増税反対。増税で暮らし、経済、財政も悪くなる。税金は負担能力に応じて」また、「安全対策もない、大飯原発再稼働反対!免震棟もベントも完成は3年後」と訴えました。

 「6月は税金で苦しむわ。税金がちゃんと使われているか、厳しくチェックしてや。市に税金の使い道を説明させてや。泉南市はムダな施設 多ない? やりぱっなしはアカン」と、年金生活の女性から言われました。

6月は税金などの請求がどっときます。その支払いに庶民は頭を悩ませます。税金の使われ方に無関心でいられない。税金はムダなく有効に使って欲しい、市民の切実な願いです。

 

火葬場問題は市民の参画で

泉南市自治基本条例案には、「市民及び市は、多様な主体によるまちづくりを推進するため、それぞれの役割と責務に基づいて参画し、協働することを原則とします」(第6条)とあります。

参画とは、「市民が、まちづくりに関する企画立案、実施及び評価の各段階において主体的に関与し、取り組むこと」(第3条の(5))

いま、市が計画している火葬場の改修・新設問題は、長年の市民の要望であり、まちづくりの要です。

ところが、市は住民説明会も開催せず、市長のマニフェストだと、一方的に進めています。アドバイザリー業務を請け負う業者も随意契約で決められています。

新火葬場は信達市場の山中に建設する計画です。山中の建設については、「眺望がいい」という理由です。

また、阪南市との共立をすすめています。規模が大きくなるため、環境への負荷や、交通混雑も心配されます。

500億円もの借金を抱える泉南市にとって、火葬場の新設は共立にしても大きな負担になることは変わりません。

6月補正予算で火葬場新設のための調査費用今年度分3200万円と来年度分1400万円を計上しています。

共産党は、これらの予算は住民説明会を開き、情報公開・説明責任を果たし、市民の参画を実現するまで、計上すべきでないと主張しています。住民説明会は、1から2ヶ月もあれば実施出来ます。

本日開催された予算審査特別委員会で、共産党は火葬場新設のための調査費の削減を求める修正案を提案しましたが、賛成はなく、修正案は否決されました。

 

残念 市にゴミ置き場の維持管理責任を求める請願 否決

厚生消防常任委員会が開かれ、2条例案と1請願の審査が行われました。

2つの条例案は外国人登録法の廃止に伴っての条例の改正です。共産党を含め全ての会派が賛成し可決しました。

 「市にゴミ置き場の維持管理責任を求める請願」は共産党だけの賛成で否決されました。請願の紹介議員は、拓進みどりクラブの小山さんです。

ゴミ置き場の維持管理について、市は住宅開発業者か住民が行うものとし、市の責任は放棄しています。普段、ゴミ置き場の掃除などの維持管理は、ゴミ置き場を使う住民が行っています。

ところが、請願のゴミ置き場で、第3者が捨てたタバコが原因と思われる火事が起こりました。幸い、ゴミ置き場に隣接する住宅は類焼は免がれました。

ゴミ置き場の火事を体験した住民は、「こんな恐ろしい思いを二度としたくない。市はゴミ置き場の維持管理を行い、住民が安心して暮らせるようにして欲しい」と本請願を行いました。

このゴミ置き場の所有者は市。所有者でもない住民が維持管理の全ての責任を持てるはずがありません。住民を巻き込んで維持管理を進めることは、市しか出来ません。市の姿勢は行政への信頼を失わせるものです。

6月議会の最終日(26日)に本会議でこの請願について、最後の採決を行います。

午前は厚生消防常任委員の傍聴、午後は議会運営委員会、晩は共産党市委員会の会議でした。

 

 

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