月別アーカイブ:2012年6月

やっぱり歌舞伎は面白い

阪和演劇鑑賞会が阪南市サラダホールでありました。前進座の歌舞伎十八番の内「鳴神」に観客は大喜びでした。

 

劇の最初は「面白い歌舞伎入門」で、肩の力が抜けました。敷居の高い歌舞伎もやさしく思えました。

本番の舞台は、豪華絢爛な衣装、ダイナミックな大立ち回りが楽しい。役者の台詞は難しくわからないが、その分ストリーを考えながら、見ることが出来ました。次の展開を予想して当たると、嬉しくなります。

三味線、和太鼓、浄瑠璃語りなど伝統芸能は心地いいものです。

午前は党議員団の会議、午後は明日の議会運営委員会の打ち合わせでした。

「消費税増税なんでやねん」デモ行進

「消費税の増税に反対する泉南地域連絡会」は、昼前に尾崎駅周辺やスーパー前で宣伝・パレードを行いました。

「暮らしが大変な時に、消費税増税なんでやねん」「庶民には増税、金持ちには減税なんでやねん」などと「なんでやねん」コールをしながら宣伝しました。

通行人から「ほんまや」と声がかかることもありました。

心配した雨もなく、元気よく宣伝ができました。

午後からは、泉南市に戻り、地元の共産党支部と一緒に宣伝カーで「増税も再稼働もあかん」と訴えました。

高級ホテルの密室で決まった庶民いじめの消費税増税。庶民の厳しい生活が分からないエライさんは、いい気なものです。

香を聞く ?

本日付け「しんぶん赤旗」に聞きなれない言葉がありました。

 「潮流」という朝日新聞の天声人語に当たる一面の記事に、それはありました。

 「香を聞かれたあとはホワイトリカーに漬け、2、3ヶ月おけばハマナス酒で楽しめます」という文章です。

 「香を聞く」て何?。誤植と思いました。ところがインターネットで調べると、「聞く」は正解です。

 香を「嗅ぐ」と言わず「聞く」と言うのは、匂いに問いかけをして、その答えを「聞く」という心なのだそうです。「味わい試す」というニュアンスがあるようです。

雨の中、しんぶん赤旗の集金・配達をしました。カッパを着ても靴下や下着もビショビショになりました。

午後、生活相談があり、わけ議員と一緒に話しを聞きました。

生活保護問題・・餓死、孤立死をなくせ

今年1月、札幌市白石区で姉妹の「孤立死」が起きました。姉が生活保護の相談のために市の窓口を3度も訪問していたのに、市は申請すらさせませんでした。

このように生活保護を必要とする人に受給させない実態が、餓死などの原因となっています。

一方、お笑いタレントの実家の母親が生活保護を受給していたことが問題視されています。今回のタレントの場合は、「不正受給」と指摘するような法律違反はありません。人気が出てきたタレントの親の扶養という非常に特殊なケースは、あくまで道義的な問題です。

生活保護を受ける資格のある人が実際に受給している割合は、欧州諸国7―8割に比べ日本はわずか1―2割です。日本はいま病気や失業すれば誰もが一気に無収入になりかねない「滑り台」社会です。

雇用破壊と貧困の拡大が、生活保護受給者の増加の原因になっています。

国や市は、雇用を増やすとともに、「最後の安全網」である生活保護制度を適切に運用することが求めらています。

○6月11日の大森和夫の一般質問から

国会は最大の山場、消費増税阻止へ・・・朝駅宣伝

いよいよ国会は最大の山場。「社会保障と税一体改革特別委員会」では、中央公聴会を開催する一方、先週末から民主・自民・公明3党による密室談合の「修正協議」が始まっています。明日には、3党で消費税値上げを決めようとしています。

国民の間では消費増税への怒りと反対の声が高っています。これから逃げるように消費税増税賛成派の民・自・公3党は、密室・談合協議を行っています。増税派は民主党が提出している消費税率8%から10%へという2段階増税方式で一致しています。

民主党は自民党・公明党の賛成を得るため、「最低保障年金」と「後期高齢者医療制度の廃止」という2つの政策の撤回を表明しました。民主党はすでに、普天間基地の県内「たらい回し」、「子ども手当」の撤回、障害者自立支援法の事実上の存続など、マニフェストでの公約を投げ捨てています。

今朝はJR新家駅で消費税増税反対宣伝。緊迫した国会の様子を伝え、共産党の「社会保障充実と財政危機打開 消費税に頼らない道ここに」のパンフを配布しました。

泉南市議会は、議案の説明が6時過ぎまでありました。

「重度障害者への加算廃止」反対署名・・1万筆集まる

泉南市は、重度障害者が働く泉南作業への重度加算の補助金2700万円を削減しました。

そのため、作業所では、新年度から正規職員3名、パート職員2名がへり、障害者の送り迎えや、食事の補助に影響が出ているそうです。

作業所に娘さんが通っている保護者の一人は、「娘は知的障害で耳が悪い。最近は鬱(うつ)気味だ。娘がお世話になれるのは、この作業所だけ。職員さんは大変になっているが、私には何も出来なくて・・」と申し訳なさそうに話してくれました。

市は新しい制度になって、国の補助などで作業所の収入も増えるので、経営努力とあわせて、市の減額分をカバーして欲しいと説明しています。

 しかし、国の法律(障害者自立支援法)は障害が重いほど、負担が重くなるという稀代の悪法です。

民主党政権は、障害者自立支援法は廃止にするという公約を投げ捨て、法律の名前だけを変えるというごまかしを行っています。

そのため、作業所は結局、「経営努力」として「人減らし」で市の重度加算削減に対応せざるを得ません。

重度加算に反対する署名は1万184筆も集まりました。障害者の命綱を守れの声は市に届かないのでしょうか。

11日の大森和夫の一般質問で、重度加算削減の見直しを求めました。

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