平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
午後からは雨の中、官邸前で宣伝。その後、小池参院議員(共産)、佐田衆院議員(自民)を迎えて衆院会館で院内集会を開きました。
小池さんは「上告しないように超党派で国に要望する」と決意を述べました。
また、首都圏の建設アスベスト原告・弁護団・支援団体から、「これからも一緒にアスベスト被害の根絶に取り組んでいこう」と激励を受けました。
わたしも地元市長や議会が中心になり、国に要望活動を行っていることを報告しました。
院内集会中に、原告が亡くなったと連絡がありました。裁判が始まってから13人目です。
原告代表の川崎さんが昼の宣伝で、「1日でも1秒でも解決が遅れれば、原告の病気が進行し、亡くなる人も増える。早期の解決は譲られない」と訴えたばかりです。
今朝も日比谷公園に集合して、厚労省まで宣伝行動を行いました。
野党に続き、自公の与党議員も田村厚労大臣に「最高裁への上告断念」の要請を行ってことを知らせるビラを配布しました。
原告だけでなく、若手女性弁護士や地元泉南地域の支援者らが、早期の解決・救済を訴えました。
昼休みの時間に厚労省前宣伝をおこない、政治的解決に向けて、田村厚労大臣は原告と面談を行うように訴えました。
わたしも「泉南市長と泉南市議会議長は毎年、厚労省に泉南アスベスト被害の早期の解決・救済を求める要請を行っている。泉南市議会では8年間に6回の早期解決・救済を求める意見書を全会一致で可決している。
厚労大臣は早期解決・救済のために、原告に会わなければならない」と訴えました。
堀口府会議員(泉南市選出)も同様に訴えました。
その後、全会派の参議院議員への要請活動、原告らと一緒に座り込みを行いました。
8時から原告・弁護団・支援者とともに厚労省前と官邸前で、「泉南アスベスト早期救済・原告勝訴・・大阪高裁(2陣)、国を断罪」のビラ配布。
10時からは宣伝。泉南市と泉南市議会のアスベスト被害の早期解決を求める運動を紹介し、国の責任を訴えました。堀口府議(泉南市選出)も府議会での活動を報告しました。
原告らは厚労省まで座り込みを始めました。
厚労大臣は、被害者との面談を、上告するか検討中なので拒否しています。
命を削って頑張っている人にあまりにもむごい仕打ちです。
泉南アスベスト国賠訴訟・第2陣高裁判決があり、国の違法を断罪する判決が下りました。
1陣、2陣訴訟の大阪地裁判決に続き、三度、国の責任を認めたものです。
裁判は7年半に及び、1陣、2陣訴訟の原告のうち12名が裁判中に亡くなりました。生存原告も高齢化と病気の進行、重篤化に苦しんでいます。
「命のあるうちに解決を」は原告らの切実な譲ることのできない願いです。
国は自らの責任を認め、原告ら被害者に謝罪し、正当な賠償金を支払うこと、そして、泉南アスベスト被害者全員の早期救済を応じることを強く要望します。