こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2011.1.31] -[議員日誌]
「同和更生貸付基金の返済・・市職員肩代わり]問題について、100条委員会が開かれました。2009年7月1日付け産経新聞(朝刊)で「同和貸付金 泉南市幹部 返済肩代わり 平成14年当時 100万円を負担」という記事が掲載されました。
この記事は、同年6月議会での堀口議員の「同和更貸付基金の回収問題で、市は(2002年6月以降)集金せず市職員が308万円を立て替えて払っている」という質問に沿って取材したものです。
当時の市の元幹部が「おかしな処理の仕方だった」「私財から100万円負担した」と証言、「市役所ぐるみでの行為だった」と認めたと書かれています。この内容が事実であるか、事実であればどのような経緯があったのか、明らかにするために100条委員会が2009年から開かれています。
先の100条委員会では、堀口議員と「当時の市の元幹部」と思われる方を「参考人」として招致することを決め、今日の会議で参考人への質問事項を決めました。
☆100条委員会とは、地方議会が地方公共団体事務の調査権を行使するため設ける委員会で、地方自治法100条に規定があることからこの名前がついています。
議会はこの委員会において証人の出頭を命じることができ、これに正当な理由なく拒否した場合は刑事罰が科せられる。また、虚偽の証言をした場合も同様に刑事罰が科せられる。 地方議会の「伝家の宝刀」といわれています。
ただし、今回は証人ではなく参考人としての招致で、欠席した場合、罰せられることはありません。
[2011.1.30] -[活動トピックス]
今日は、朝から「しんぶん赤旗」の集金に行きました。バイクで走ると分厚い手袋をしていても指が痛くなります。
集金の合間に、税金や年金の相談も受けました。税金の相談は、年末から増えています。
夕食に残ったご飯で、娘が自分と弟の分のオムライスを作っていました。私たち夫婦はご飯がなくなったので、スーパーでお寿司を買って食べました。
それでも、お腹がすくので湯豆腐をしました。お豆腐が甘く、ポンズと一緒に食べると大変おいしく食べられました。
子どもらにも、湯豆腐を勧めましたが、「豆腐を暖めただけや」と見向きもしませんでした。
子どものころ、親父の大好きな湯豆腐を手抜き料理みたいに思っていました。今日は、その事を反省しました。
[2011.1.29] -[議員日誌]
新家の老人集会所で共産党議員団の議会報告会を行いました。寒い中でも、20人を超える人が集まってくれました。
初めに、議員団長として挨拶をしました。12月定例会の議案や、先日から始まった国会での共産党の活躍を報告しました。
昨年11月から団長になり、挨拶をすることが増えました。早く慣れて、要領よく、興味を引く話しをしたいと思ってます。
そのあと、成田、和気、大森と一般質問を中心に話しをしました。松本さんは議長になって、一般質問をしないので、議長としての抱負や議長の仕事について話してくれました。
参加者からも、要望や質問が寄せられました。
「水道はライフライン。低所得者や高齢者にとって料金の値上げは、命にかかわる問題。値上げについて議会で充分に審議をしたのか」と問われました。
「暮らしが大変ななか、ムダつかいは辞めて欲しい。議会はちゃんと(必要な事業かどうか)仕分けをして欲しい」
「信達樽井線(イオン道路)より、新家駅の海側への改札口の新設をやるべきではなかったか」など多くの意見が出されました。
共産党は、次の大型事業を見直し
①火葬場の山間部(市民の里)への新設計画は中止し、現在使っている2つの火葬場を改修すること。
②山林を切り崩して建設する「広域農道」は中止すること。
財政を立て直し、市民生活を応援することを提案しました。
[2011.1.28] -[活動トピックス]
旧9学区(岸和田以南の公立高校)PTAの懇親会がありました。先週に引き続き、今日は研修会と懇親会です。先週は保護者だけでしたが、今回は校長や教頭も参加しました。
午後から、貝塚市内で研修を行いました。天文施設の善兵衛ランドhttp://www.city.kaizuka.lg.jp/zenbe/では、小惑星探査機「はやぶさ」のことも勉強したようです。
私は残念ながら、昼の研修には参加できずに、懇親会だけ参加しました。
先週もPTAの懇親会もあり、みんな打ち解け、大いに盛り上がりました。堺の学校から転勤してきた先生は、この雰囲気にビックリしていました。
そんななかでも、「どんな高校にしたい」とか、「高校の評価を上げるため、どんなことをするのか」、「中途退学者を減らす努力」とか真面目な話もします。
橋下知事になって高校の評価を大学合格者数で決めらるようです。さらにその結果を短期間で出さなくてはなりません。あまりにも性急なやり方に危うさを感じました。
教職員や保護者の努力で、子ども達に希望を持たせ、中途退学者を減らしている学校もあります。しかし、卒業しても就職先がない現実があります。この現実に、子どもが希望を失いかねません。
社会にでる一歩が失業でいいのでしょうか・・・・・
今の教育や子どもたちの情況に、心を痛めない人はいません。 教師も保護者も、子どもに寄り添えるように、余裕のある、将来不安のない社会に戻す必要があります。
[2011.1.27] -[活動トピックス]
いっせい地方選挙が4月10日投票(前半戦、大阪府議会選挙や大阪市議会選挙、堺市議会)と、4月24日投票(後半戦、大阪・堺を除く市町村議の選挙)で行われます。
泉南市議選は来年10月に選挙が行われます。そのため、いっせい地方選挙の時は選挙のある所に応援に行きます。
私は前回に引き続き、岬町の応援に行くことになり、ました。岬町議の中原あきらと打ち合わせを行いました。
岬町は泉南市の隣の阪南市の隣にあり、和歌山県に接してます。海あり山あり、風光明美な街です。歴史のある街並みも残し、新興住宅も増えています。
この街で、中原さんは3期目に挑戦します。夫と中学生の娘さんを子育てしながら、議員活動もガンバッテいます。
神戸出身で立命館大学文学部卒業。地元党支部が発行する「あくしゅ」(議会報告)は読みやすく、かわいいイラストもあり、町政がよくわかると評判です。
全町民を対象にした住民アンケートも実施し、100を超える回答が寄せられているそうです。
選挙の話だけでなく、中原さんの大学の下宿時代の話を聞きました。
私の娘は京都の大学を目指しています。娘は「こんな家から出たい。下宿する」と言っています。しかし、ちゃんと一人暮らしできるのか、心配しています。
中原さんは3万円ぐらいで一軒家を借りることができ、京間の広々とした部屋で生活できたそうです。また、ご近所に護られながら、楽しい学生生活を送ったそうです。
[2011.1.26] -[議員日誌]
朝から議会運営委員会を開き、昨年比1.8%減の議会の予算が決まりました。この削減額は市の財務部が掲げた目標をクリアーしたものです。
先週から連続して会議を行ってきたので、「やっと決まった」という感じです。
議会中継の費用が増える分、予算の削減にも苦労がありました。視察費の1割カット、議会交際費の2割カット、議会図書購入費の50%近い削減、議会表彰の記念品の辞退などによる減額を決めました。
引き続き、速記や議員報酬についても見直しの議論をします。
議会運営委員会で議会費の予算案を審議するのは初めてです。会議の運営について批判と同時に、画期的なことという評価もありました。
一昨年から議会運営委員会や議会改革懇談会を開き、見直しの議論が行われてきました。その経過を引き継ぎ、見直しを進めていきたいと思います。
[2011.1.25] -[議員日誌]
第11回議員団会議がありました。議員団会議は毎週1回開いています。4人の共産党議員の活動の報告や交流、議会対策の相談を行います。
この1週間は、代表者会議、議会運営委員会、国保運営協議会、シルバー人材センターの運営について市長への申し入れなどの活動がありました。
地域や住民運動の関係では、和気議員が小集会(集い)を開催、成田議員は地元区の総会に出席。松本議員も議長として来賓として集会に出席しています。
私は、泉南アスベスト国賠訴訟の原告団総会、同「新春の集い」、「石川晴美さんを励ます会」に参加。
府議会選挙では、現職と「維新の会」の新人に、自民党からも候補者擁立の動きがあるそうです。
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晩は共産党泉南市委員会に出席します。
[2011.1.25] -[インフォメーション]
第4回定例議会 報告会
と き 1月29に(土) 午後1時30分から
ところ 新家上村老人集会所 一階
共産党市会議員がお話しします
・新家駅のバリーフリー化について
・水道料金の値上げについて
・アスベスト被害について
・保育所の民営化について
・国民健康保険の広域化の問題点
・子宮頸がん検診などの公費負担の増額を
国政や府政、共産党への質問、要望をお寄せください
[2011.1.24] -[議員日誌]
朝から議会運営委員会が開かれ、来年度予算について相談しました。委員長は慣例として議長会派から選ばれます。会長は大森、副会長は副議長会派の公明党の中尾議員です。
委員は各会派の幹事長(責任者)がなり、地方民会は梶本議員、拓進クラブは真砂議員、市政研究会は角谷議員、心政クラブは南議員で構成されます。
議会に関わる事を仕切る大事な委員会です。議会改革の課題もあり、一昨年から精力的に議論されています。
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午後は、退職者の方の保険の切り替えの相談を受けました。退職後は雇用保険の任意継続か国民健康保険のどちらかに加入します。一般的には任意継続の方が、保険料が安いのですが、相談者の場合、保険料はほとんど同額でした。
退職後、夫婦で月10万円程度のバイトと数万円の年金が収入です。一方、保険料は月2万円を越えます。あまりにも高い保険料に、どのように生活しようか悩んでおられました。
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同じように退職後の保険の相談に市役所に来てた方から「議員さんと違って、退職後の生活は大変です」と言われました。
「議員も退職金がないので、大変ですョ」と答えると「議員年金があるからいいでしょう」と返されました。
「その議員年金も、崩壊してます。これから、どうなるのか」と言うと「へー」と驚かれていました。
地方議員も含め、多くの国民が老後の見通しが立たなくなっています。まじめに働くものが報われる社会、老後が安心できる社会が求められています。
[2011.1.23] -[議員日誌]
11時から泉南アスベスト国賠訴訟の原告団総会、引き続き午後から弁護団・原告・勝たせる会主催の「新春のつどい」が阪南市のサラダホールで開かれました。
2006年5月の提訴から5年目を迎えたアスベスト国賠訴訟。原告8人から出発しましたが、現在1次、2次原告を合わせると70人を超えました。弁護団も50人を超えています。
アスベスト被害ではじめて、国の責任を認める画期的判決を勝ち取ることができました。同様の裁判は首都圏、尼崎、京都、九州へとひろがっています。
国は控訴しましたが、早期解決(和解)を求めて、裁判所や世論に訴えています。1月13日の第2回控訴審で、裁判所は和解のボールを国に投げました。
立っているのは、弁護団
いよいよ早期解決にむけて大きな山場を迎えつつあります。
裁判が始まって5人の原告が亡くなりました。病気の重篤化と高齢化が進んでいます。「命あるうちに全面解決を」は単なるスローガンではありません。
原告団総会では「命あるうちに全面解決を!」今こそ、政治決断が求めらていますーという菅直人総理大臣への要請書を採択しました。
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食事は昨年と同様に原告らが作ってくれた手作りサンドイッチをごちそうになりました。弁護士も原告も支援者も同じ釜の飯を食べて、元気を出しました。
新春の集いでは、阪南市長と議長、泉南市議会議長が来賓として挨拶をしてくれました。泉南市長は公務のため、残念ながらメッセージの朗読だけでした。
福山阪南市長は子どもの頃、石綿(アスベスト)で遊んだこと、地場産業としてアスベスト産業があったことなど話してくれました。
さらに力強く、早期解決のために国と闘うとあいさつをしてくれました。泉南市長と協力して、アスベスト問題に取り組んで欲しいと思いました。
原告団が勢揃い
最後に全員で「ふるさと」と「上をむいて歩こう」を歌いました。「上を向いて歩こう」に「しあわせ」という歌詞がありました。アスベスト被害者にいつ「しわわせ」が来るのだろうと悔しい気持ちでいっぱいになりました。