平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
先の6月議会で、「なぜ学校のトイレの改修をしないのか」という質問に対し、教育委員会は「特に改修しないというような方針ではございませんで、年次的に計画的に改修を続けていきたいというふうに思ってございます」と答弁しました。
この答弁を受け、12月議会では「来年度以降の学校施設の改修はどうなるのか」と教育委員会を追及しました。
教育委員会は「西信達小・樽井小のトイレの改修をするために国に対し補助金の申請を行い、認められる見込みである」ことを明らかにしました。
市長も、これで2小学校のトイレ改修は実現すると答えました。
やった!教育委員会も頑張ってると嬉しくなりました。(引き続き、老朽校舎の改修・建て替えに取り組みます)
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今日は共産党の大阪19区政談演説会がありました。
若い弁護士が応援演説を行い「原発の問題を子どもたちに引き継がせないことが大人の責任」と、原発即時廃止の重要性と福島原発の被災者の苦しみを訴えてくれました。
泉南市と田尻町の日本共産党後援会で観光バスを借り切り、楽しく演説会に参加しました。
今日の一般質問で新家駅のバリアフリー問題(海側改札口とエレベーター設置)を取り上げました。
バリアフリー法では、1日平均3千人以上の利用者がある鉄道駅には、エレベーターなどを設置することが定められています。新家駅は、5千人以上の利用者があり、早急な改善が求められています。
JRは地元の要望を受け、新家駅西口(海側)にスロープ付きの改札口をつくる計画(2010年6月議会答弁)でした。しかし、財政負担の問題などでJRと市の話し合いが進まず、計画が棚上げにされていました。
今年の6月議会では、私の一般質問に「新家駅は、まずバリアフリー化をしなければならない。海側に改札口を設けるか、エレベーターを設けるか、どちらを選択するのか、今後検討が必要」と市は答弁しています。
今日の質問で、私は「どちらか」でなく、「海側改札口もエレベーターもどちらも要望が強い。市はどちらも必要である、という立場でJRに対して要望すべきである。
交渉の結果、どちらか一つになった場合は仕方がないが、初めから切実な市民の要望を制限するのは、おかしい」と市長を追及しました。
しかし、市長は「どちらか一つは必ず実現する。財政問題もあり、どちらも必要というのは理想論」と拒否しました。
エレベーターを設置するのは1基1億円(新家駅には2基必要)、改札口設置には概算で5000万円程度と言われています。これらの費用は国・市・JRが3分の1ずつの負担で、市の財政を左右するような問題でもありません。理想論というのはオーバーな話です。
実現が難しくても、市民の要望は正しく堂々とJRに伝えて交渉することが必要です。その結果、どちらか一つしか出来ない場合は、市民も納得するはずです。
首都圏建設アスベスト訴訟で、東京地裁は国の責任を一部認める原告勝訴の判決を言い渡しました。308名(患者ベース)中177名に対し、10億6千万円の支払いを命じました。一方、企業の責任は認めませんでした。
苦しむ被害者を励ます、うれしい心躍る判決です。詳しくは次の声明をご覧ください。この判決が、泉南の後押しとなり、建設関係の被害者掘り起こしにつながっていくように、引き続き、頑張っていきます。
声 明
2012(平成24)年12月5日
大阪アスベスト弁護団
本日、東京地方裁判所民事第41部(始関正光裁判長)は、首都圏建設アスベスト(東京)訴訟(原告患者数308名)において、本年5月25日の横浜地裁の不当判決を乗り越え、国の責任を認め、原告のうち170名(患者単位158名)に対し総額10億6394万円の支払いを命じる原告勝訴の判決を言い渡した。
大阪では、平成18年5月に泉南アスベスト国賠第1陣訴訟を提起し、その後平成21年9月に同第2陣訴訟、平成23年7月に関西建設アスベスト大阪訴訟を提起し、アスベストによる悲惨な健康被害について国及び石綿建材メーカーの責任を追及し続けてきた。
本日の東京地裁判決は、平成22年5月19日の泉南国賠第1陣訴訟地裁判決、平成24年3月28日の同第2陣訴訟地裁判決に続き、アスベスト被害につき国の責任を認めた3件目の判決である。泉南における被害が我が国におけるアスベスト被害の原点であるのに対し、建設作業従事者におけるアスベスト被害は、その数においても広がりにおいても我が国最大のアスベスト被害である。本件は、その被害について初めて国の規制権限不行使の違法性を断罪したものであり、画期的である。
本判決では、被告企業らの共同不法行為責任は否定したが、被告企業らが石綿建材の危険性の警告表示を怠ったことなどによる被告企業らの加害行為を厳しく断罪し、本来であれば、全国に存在する建設アスベスト被害者らに対して賠償責任を負うべき立場にあることも指摘した。被告企業らは国とともに、本判決を真摯に受け止め、建設アスベスト被害者に対する賠償責任を自覚すべきである。
当弁護団は、本判決の成果を引き継ぎ、関西建設アスベスト大阪訴訟においても、国・被告企業らの責任を厳しく追及していく所存である。
本判決は、大阪・泉南国賠訴訟2陣地裁判決では認められなかった昭和46年以降の国の規制権限不行使の違法性を認めた点において、同訴訟の全面勝利にも大きな意義を有している。
当弁護団は、今後とも、全てのアスベスト被害の早期全面救済とアスベスト被害の根絶を求めて、全力をもって闘っていくことを表明する。
以上
「新党乱立の今だからこそ、元祖●ブレない政党をあらためて検証 “共産党に投票して巨大野党にしてみた”ら何かいいことあるだろうか?」という記事が週刊プレイボーイ 12/17号 (2012年12月03日発売) に掲載されています。
志位日本共産党委員長へのインタビューだけでなく、「大企業の内部留保260兆円を雇用に内需拡大」「日本の法人税は高くない」など共産党の経済提言にかかわる解説記事を書いています。
結論を押し付けず、党の提言が「正解」か、どうかは読者の判断に任せています。
テレビや全国紙は、政策についてまともな報道をしません。日本共産党の政策も存在も無視し、2大政党と第3極の枠組みを押し付ける「政局」報道ばかりです。
国の将来について、マスコミのつくるブームにのるのではなく、真剣に考える時ではないでしょうか。
長期的な展望を持ち、(アメリカ中心ではない)世界的な視野で、日本の将来について考える時ではないでしょうか。