日本共産党泉南市議会議員　大森和夫

貸付金の名簿の開示拒否・・同和更生貸付基金立て替え問題

[2011.5.9] -[議員日誌]

　同和更生貸付基金の返済について、市職員が貸付金の回収せずに、肩代わりした疑惑について、１００条委員会が開かれました。

　堀口議員や真砂議員は、「肩代わりをした職員から話しをきいている。」と本会議や100条委員会で証言しています。また、産経新聞も、当時の市の幹部の「100万円立て替えて、貸付金の返済を肩代わりした」という証言を、報道しています。

 一方、市はそのような肩代わりなど不正常な処理はないと否定しています。

 
　そのため、１００条委員会は、「貸付金の返済状況がわかる資料の開示」を求めていました。しかし、市長からは、情報公開・個人情報法保護制度運営審議会の意見をつけ、開示を拒否する旨の回答がありました。

 
　委員からは、市の回答は、「100条委員会の存在を否定するものだ」と反論する意見が多く出されました。

　新聞に証言した当時の市幹部は、病気を理由に委員会への出頭を拒否しています。また、委員が病気を考慮し、幹部宅を訪問し、聞き取りを行うことも拒否されています。

　委員会では、「調査への協力が得られない一方、疑惑は高まっている」という意見も出され、今後の対応について、弁護士とも相談しながら進める事を決めました。

　同和更生貸付基金の問題は１００条委員会が開かれる[2011.3.3] -[議員日誌]、同和更生貸付基金立て替え問題で「議員も関わる」[2011.2.15] -[議員日誌]などをご覧ください。

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　午前中は議員団ニュース作成の打ち合わせ、電話での生活相談。午後は100条委員会の傍聴、議員団会議。晩は共産党泉南市委員会の会議がありました。