こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2010.11.28] -[議員日誌]
27日(土)と28日(日)に「市政と国政を報告する」集いを開きました。27日は集会所をお借りして20人を越える参加者、28日はお宅をお借りし少人数の「茶話会のような集い」になりました。
最初に議会報告として、①泉南市の財政状況をどうみるのか②JR新家駅の海側にも改札口の新設を③火葬場の改修問題について報告しました。
参加者から、暮らしが大変という声が多くでました。JRに対しては、新家駅が無人になる時間があって事故などの不安や、ダイヤの編成が悪く日根野駅での待ち時間が多い、などの苦情もありました。
地元の衣料品店も閉店になったままです。「買物難民」という事態もあります。さわやかバス(コミバス)を増車・増便して、スーパーや病院に行けるようにして欲しい、という要望も出されました。
国政は①尖閣諸島は日本の領土、②全千島が日本の領土・・ロシア大統領の千島訪問について、③北朝鮮の砲撃に抗議する ④TPP参加に反対する について日本共産党の考えを報告しました。
[2010.11.26] -[議会だより]
第2回臨時議会で、副議長に原氏(公明)、監査には森氏(地方民会)が選ばれました。松本雪美議長に続き副議長も女性になりました。正副議長とも女性の組み合わせは、大変に少ない。これを機に女性議員が増えればいいです。その他の新委員会の構成は次の通りです。
委員会名 | 委員長 | 副委員長 | 委員 | ||||||||
総務文教常任委員会(7) | 竹田光良 | 大森和夫 |
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厚生消防常任委員会(7) | 南 良徳 | 河部 優 |
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産業建設常任委員会(6) | 中尾広城 | 和気信子 |
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議会運営委員会 | 大森和夫 | 中尾広城 |
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空港等まちづくり対策 特別委員会(9) |
角谷英男 | 竹田光良 |
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行財政問題対策 特別委員会(9) |
北出寧啓 | 河部 優 |
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平成22年度予算審査 特別委員会(9) |
竹田光良 | 河部 優 |
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同和更生資金貸付基金償還 金調査特別委員会(9) |
角谷英男 | 竹田光良 |
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議会報編集委員会 | 小山広明 | 角谷英男 |
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泉南清掃事務組合議会議員(6) |
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農業委員会委員(4) |
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11月25日は、午前中、総務教育常任委員会が開かれ、第2回臨時議会の議案説明がありました。
議案の内容は、「人事院勧告(人勧)」にそって、議員・市長など特別職・職員の給与やボーナスの改定についてです。議員や市長の給料の引き下げは当然です。職員は10月以来の市独自の大幅引き下げに続くもので、「人勧」と一緒に引き下げると大変な削減になります。そのため、職員については、10月の削減分を一部復元して増やす案も提案されます。
議案の審議は、29日の総務教育常任委員会と30日の本会議で審議、採決されます。
午後からは、農民組合阪南支部協議会20周年と阪南産直出荷組合18周年記念の集いに参加しました。泉佐野市のホテルで開かれ、農家の方や農協など生産者、農産物を扱う生活共同組合(生協)などの業者、安心・安全な泉州産の農産物を求める消費者団体、日本の農業の発展を願う研究者や政治家も多く参加していました。
晩は地元の共産党の会議に出席。
[2010.11.25] -[インフォメーション]
日本共産党の志位和夫委員長は24日、国会内で会見し、「北朝鮮による韓国・延坪(ヨンピョン)島への砲撃について」の談話を発表し、「断じて許されるものではない無法な行為であり、北朝鮮の軍事挑発行動を厳しく非難する」と抗議しました。また、北朝鮮が主張する軍事境界線を示す地図を示し、北朝鮮側の主張が成り立たないことを詳しく説明しました。談話は次の通り。
[2010.11.24] -[議員日誌]
消防へりコプターによる上空からの行政視察がありました。市長や議長、議員らが3組に分れ、泉南市全域を15分間まわりました。
りんくうタウンにある大阪南部広域防災拠点に臨時へリポートがあり、ここから消防へりに乗りました。このヘリコプターは山火事などの時、空から消化液を配布します。
ヘリコプターは大阪市消防局が所有し、1機14億円です。泉南市は大阪市に委託料を支払い、山火事のときなど消火作業を行ないます。
市長や議員らは「泉南市は、きれい。紅葉の山が美しい。人家もゆったり張りつき、田畑やため池も多く残ってる」と述べていました。泉南市は海、川、山と自然に恵まれた素晴らしいところです。
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晩は、共産党泉南市委員会の会議。国民健康保険税の値上げ中止と、広域化など今後の課題について勉強します。
[2010.11.22] -[インフォメーション]
国保の広域化ってどういうこと?
自営業者や会社を定年になった人が、加入する国民健康保険。その国保が財政危機ということで、その解消のために、国は国保の運営を「広域化」して市から大阪府、やがて国の運営にしようといています。
広域化によって、国保制度がどのように変わるのか、学習して話し合いをしたいと思います。
と き 12月1日 午後6時30分から
ところ 信達公民館 2階
主催 明るい民主的な泉南市をつくる会
(連絡先:泉南民主商工会 483-5640)
[2010.11.22] -[議会だより]
議会運営委員会を開き、11月26日から30日まで第2回臨時議会の開催を決める。議題は欠員になっている副議長など役員選出。さらに、人事院勧告による一般職員・特別職・議員の給料や一時金の引き下げ案などの審議をおこなう。
15日の第1回臨時議会で、議長から選出され、その後、副議長職が辞職になったまま流会になっている。第2回臨時議会では役員選出を先におこなう。給料や一時金の引き下げ議案も11月中に可否を決める必要があるので、粛々とした議会運営が求められる。
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午後から、共産党議員団の会議。「来年度の予算要望書の作成」と「12月議会の一般質問と意見書」の相談をする。
松本議員が議長になったので、一般質問や意見書の提案はできない。松本議員が一般質問で取り上げてきた「空港問題」や「ゴミ問題」や「和泉砂川駅整備」など、ほかの3人の共産党議員で分担することになる。
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晩は、泉南市の共産党の会議。市田書記局長の国会質問を参考して、TPP問題についてについて勉強。
「昨日(19日)の参院の質問を聞いていると共産党が一番、筋道が通った質問をしていた」と、21日放送の民放番組で、渡部恒三・民主党最高顧問が述べている。
日本共産党の市田忠義書記局長は11月19日の参院予算委員会で、環太平洋連携協定(TPP)加盟は、農水産物やサービス、労働市場も含め関税を全廃し、農業や雇用、くらし、地域経済に壊滅的打撃を与えるもので、「市場原理万能で市場任せにするやり方をやめ、ルールをつくることこそ必要だ」と主張しました。
■TPPとは |
[2010.11.21] -[議員日誌]
今朝、なかなか起きられず、布団の中でグズグズしていましたが、8時まえに電話がかかってきて、やっとの思いで起きました。
起きてからは、元気が出て、布団を干し、猫のトイレを掃除しました。そのあと台所の片づけをしました。
テニスサークルに行っていた妻が帰って来たので、午後から大学入試がある娘に、まともなものを食べさせようと、二人でがんばって品数の多い朝ごはんをつくりました。
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午前中は、後援会の人と「中小企業への支援と下落する米価への補償を求める」赤旗ポスターと大森議会報告№80(アスベスト問題や火葬場問題)をはりだしに行きました。
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夕方は、和気元泉南市議と農家を廻りました。「TPP問題」での話を聞きました。農家の方は「TPPに加盟して、関税がかからない農産物が入ってくると、国産の農産物は太刀打ちできない。金持ちの人は、安心・安全な高い国産品を買えるけど、庶民は輸入品しか食べられなくなる。中国の餃子事件やアメリカの狂牛病事件などがおこったが、これでいいのか」と話してくれました。
一方、「毎日忙しく、農家仲間とはTPPは困ると話をしている。テレビではTPP参加の話ばかりで不安だ」とも話してくれました。
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晩は、妻の誕生日を祝って家族で外食に出かけました。
[2010.11.20] -[活動トピックス]
18日(木)と今日と明日、娘は大学の入試を受けています。平日にテストがあったり、京都の大学でも和歌山市で受験出来たり、驚くことばかりです。入試前にも、のんびりしている娘にも驚きますが。
一つのテストを受けるのに3万5千円もかかります。入試でもAO入試、公募推薦・指定校推薦・併用入試・一般入試(前期・後期)・センター試験など形態があり、受験するたびに費用がかかります。子どもの負担も大変でしょう。さらに国公立大学も受験もあります。
やっぱり、日本の教育費は高すぎます。
「学費負担軽減と私大助成の大幅増額を求める国会請願」(取り扱い団体・大阪地区私立大学教職員連合組合)によると、私立大学は、大学生の75%を受け入れているにもかかわらず、私立大学の学費は国立大学の1.6倍、奨学制度も国公立大学に比べて貧しく、世界で類を見ないほど過重だと言われています。
また、教員一人あたりの学生数は国立大学の学生数は国立大学の3倍近い27.4人であるなど教育環境の整備も遅れています。
この原因は、私立大学への国の補助があまりにも乏しいためです。国の補助を学生一人当たりに換算した額は、国立大学生は216万円、私立大学生は15万円。憲法に保障されている教育に機会均等が根底から脅かされています。
1975年に私立学校振興助成法が成立した際、私立大学への経常費補助を「できるだけ速やかに二分の一にするように努めること」との国会付帯決議が採択されました。しかし、経常費に対する補助の割合は10.9%(2008年度)までに落ち込んでいます。
[2010.11.19] -[活動トピックス]
今朝、新家駅で憲法改悪共同センター発行の「こんな国会議員はいらない!!と思うあなたへ」というビラを、後援会の方2人と一緒に配りました。
ビラの内容は
Q、ムダな国会議員が多すぎる!もっと減らしたほうがいいんじゃない?
A、、しっかりした政治のためにも国会議員の数が必要。
減らすより、選挙でまともな議員を選ぶほうが、ずっと国民のためになります。
各国の国会議員の定数
議席 | 人口(約) | |
イギリス下院(庶民) | 650 | 6200万人 |
フランス国民議会 |
577 |
6200万人 |
スウェーデン1院 |
349 | 900万人 |
アメリカ合衆国下院 | 435 | 3億1500万人 |
日本衆議院 | 480 | 1億2700万人 |
小選挙区制で大きくズレる政党の得票率と犠牲占有率
得票率 | 議席占有率 | |
2005年衆議院・自民党 |
47.8% |
73.0% |
2009年衆議院・民主党 | 47.4% |
73.7% |
比例代表中心の選挙制度を採用している主な国々
イタリア・ドイツ・スペイン・スイス・ポルトガル・アイスランド
アイルランド・オランダ・ベルギー・オーストリア・スウェーデン
デンマーク・フィンランド・ノルウェー・ギリシャ・ポーランド
チェコ・スロバキア・ルクセンブルク・ニュージーランド・ロシア・トルコ
*対象は下院(一院制議会を含む)。小選挙区制を一部採用する国、小選挙比例代表併用制を採用する国を含む。
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夕方からは、毎月恒例の「大増税反対連絡会」の宣伝・署名活動を行いました。
「(民主党の)事業仕分けは漫画」と繰り返し言いながら、署名してくれる人など民主党政権の批判の声や、生活の大変さを訴える人が多くいました。
[2010.11.17] -[活動トピックス]
泉南アスベスト国賠訴訟の控訴審第1回口頭弁論が行われ、泉南からバス1台を貸し切り、原告やその家族、支援者が傍聴に行きました。大法廷がマスコミ関係者をふくめ一杯になりました。
5月19日の大阪地方裁判所(第1審)の勝利判決後、主務官庁である厚労大臣、環境大臣の控訴断念の意向表明にもかかわらず、国は、不当にも控訴するに至りました。
提訴から4年以上が経過し、高齢化と重篤化が進む中、被害者は一日も早い解決を求めています。すでに原告の3人が亡くなりました。さらに、肺がんで入院している人が1人、酸素呼吸器を付けた人が3人になりました。
「生きているうちに解決を」というのは、単なるスローガンではありません。病を抱えた原告一人一人が死の淵にあります。第1審の判決は国の責任を明確に認めており、これ以上、国が時間を空費することは許されません。
今日の第1回期日において、大阪高等裁判所に和解勧告を出させ、国にもその和解勧告の受け入れさせるために、署名活動や国・府・市や各議員への要請行動を行ってきました。
裁判所に入場する原告たち
原告・弁護団 裁判長に必死の訴え
肺がんの手術を行った原告と酸素呼吸器を付けて車椅子を利用している原告2人と弁護団が、意見陳述を行いました。原告らは石綿で、健康、仕事、誇りを奪われました。医療費など経済的負担、介護をする家族の負担、人の手を借りないと生活ができない精神的負担、酸素呼吸器のチューブにつながれた生活、治らない病気への不安などに苦しんでいます。
肺がんで入院している原告は、石綿肺のため、放射線治療や手術ができません。抗がん剤だけの治療で、副作用も大変です。一番つらいことは、夜に咳が止まらず、他の患者の迷惑にならないようにタオルで口をふさぐことです。そこまで気をつかいながら、ガンと闘っています。
弁護団は必死に「和解勧告による早期の解決を」求めましたが、裁判長は「現時点で和解勧告は行わない」しかし「早期の解決は理解している。迅速に行うことは国民への責任である」と述べました。
若手弁護士は「早期とはいつか?肺がんで入院している被害者に和解勧告が出ないと言えない」と詰め寄りました。裁判長は「無責任に時期は言えない。国が和解に応じるか分からない。第1審の判決をあらゆる角度から検討している途中である」という旨の回答がありました。また「次回期日の1月22日には、早期解決にむけて、裁判所としての方針を明らかにする」と述べました。
裁判を引き延ばし、被害を拡大する国の姿勢
国は第1審の繰り返しになる証人尋問を要請するなど、裁判の引き延ばしを行っています。国は、被害者を見殺しにする気でしょうか。
弁護団は「国に対し、早期解決のために強く訴訟指揮をおこなうよう」に裁判所に要請しました。