こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2009.9.30] -[議会だより]
・石綿被害の早期解決と被害者救済を国に求める意見書(全会一致)、
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・改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書(全会一致)、
・保険でよい歯科医療の実現を求める意見書(全会一致)、
・「慰安婦」問題に対する国の誠実な対応を求める意見書
(賛成多数で可決、賛成は共産党、拓進クラブ、無所属、反対は公明党、地方民会、心政クラブ)が9月25日の最終本会議で可決しました。
「石綿被害に関する意見書」は阪南市も可決しました。
意見書の詳しい内容は、泉南市議会のHPをご覧ください。全文がアップされています。
意見書は、市民団体や運動団体の要望を受け、議員が提案者となって議会に提案します。過半数の賛同があれば可決し、関連団体に送られます。
例えば、「石綿被害に関する意見書」は内閣総理大臣や厚生労働省、環境省などに送付されます。
[2009.9.28] -[インフォメーション]
アスベスト国賠訴訟を勝たせる大集会
にご参加ください
アスベストに特有のがんと言われる中皮腫でなくなる方は、ずっーと大阪が全国で一番多い。
民医連の医師たちの調査では、大阪や近畿で肺がんにかかる人との5人に1人がアスベストに関連していることがあきらかになっている。
国は知っていながら積極的な指導をしてこなかった。
ここにアスベスト被害の原点がある。
10月3日(土)午後2時
天満研修センター
記念講演・馬奈木昭雄弁護士
筑豊じん肺国賠や諫早湾干拓・よみがえれ!有明海訴訟など、難しい事件を勝利に導いてきた経験をもつ
(泉南からバスが出ます・・・詳しくは大森まで)
[2009.9.27] -[議会だより]
産業建設委員会では、予算の削減案が可決
9月16日の産業建設常任委員会では、共産・拓進クラブ・無所属が「農免道路建設のための調査費78万円の予算の削減も求める」修正案を提案。賛成多数で可決しました。
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3月議会でも予算削減が可決
09年3月議会では、農免道路の調査費390万円を計上していましたが、公明党を除くすべての議員の賛成で、調査費を削減し、農免道路の建設は中止されます。しかし市は9月議会に、金額は89万円に引き下げたもの、同じ調査費を提案してきました。
9月議会の本会議では一転して否決
25日に行われた本会議では、「農免道路建設のための調査費78万円の予算の削減も求める」修正案が、一転して否決され、予算の復活が決まりました。
各議員の賛否は
修正案(予算の削減)に賛成
成田・松本・大森・和気(共産党)真砂・木下・河部・田畑(拓進クラブ)小山(無所属)
修正案(予算の削減)に反対
井原・竹田・原・中尾(公明党)北出・森・梶本(地方民会)堀口・南(心政クラブ)角谷(拓進クラブ)
☆3月議会に農免道路の予算に反対9月議会には賛成に変わった議員
北出・森・梶本(地方民会)堀口・南(心政クラブ)角谷(拓進クラブ)
農免道路とは
市は、大阪府みどり資源公団とともに、農業振興を理由に山間部(別所から六尾)に山を切り崩して基幹農道の建設を計画しました。建設費は53億円、うち市の負担は11億円。5.2kmのうち3.9kmの建設が完成しています。道路建設用地付近でオオタカ(希少鳥類)の巣が見つかり、1.3kmが未完成のまま建設が中断しています。今回の予算は、建設を再開するためオオタカに関する調査を行う費用です。この未完成の部分を農免道路と呼びます。
必要な道路か・・・財政上、環境面
基幹農道の建設を進めてきた大阪府みどり資源公団は、財政難やその必要性からすでに解散させられました。また、
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泉佐野市では、泉南市のような山を切り開き、貴重な税金をつぎ込んだ基幹農道の建設は行っていません。
[2009.9.25] -[議会だより]
9月議会最終日(9月25日)水道料金の値上げについての採決が行われました。
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反対は松本・和気・成田・大森(共産党)中尾・原・竹田・井原(公明党)木下・河部・田畑(拓進クラブ)堀口・南(心政クラブ)小山(無所属)
賛成は北出・森・梶本(地方民会)・角谷・真砂(拓進クラブ)
拓進クラブは会派内で賛成(2)と反対(3)に分かれました。
私は共産党を代表して値上げに反対する討論を行いました。
主な内容は以下のとおりです。
市民の声
・ガス代も電気代も値下がりした。なぜ水道料金が値上げになるのか。いまはデフレ傾向で多くの商品の値段は下がっているのに。これ以上の節水は大変
・負担が増えるのは、市の関係するものばかり。国保や介護保険、市民税、水道料金の値上げ。あまりにも高すぎないか
市長の仕事は
・「水道を売れば売るほど赤字になる(市の説明資料)」構造的な水道事業の欠陥を見直す
・市民生活を守ることを第1にし、市民に負担をかけずに、水道会計の健全化を図ること
ずさんな給水予測とは
日本共産党は、平成元年から始まった第7次拡張計画に対し、ずさん給水計画と過剰な設備投資と反対してきました。
過剰な給水予測にそって過剰な設備投資をおこなったが、水が売れずに設備投資した費用が回収できないため府下最悪の13・8億円の累積赤字となりました。 欠損も府下最悪です。
・平成元年の予測は、給水人口77800人、1日最大給水量36700立方メートル
・平成11年の予測は、給水人口65800人、1日最大給水量33000立方メートル
・現在の給水人口は64978人、1日最大給水量25660立方メートル
・1日最大給水量は過剰な予測をあらためず、過剰な事業をすすめる
過剰な施設と市の対応
府の給水予測のもと、りんくうタウンに5000トンの給水施設が作られました。しかし、実際の供給水量は1000トンあまりしかありません。
共産党は「府に対し、過剰な給水予測の責任を府に求めるよう」に質問。市の回答は「話し合い中」ということ。
市民には値上げ、府には甘い、そんな市の姿勢が見えてきます。
水道会計の健全化に何が必要か
共産党の提案
・過剰な設備投資の見直し
・ 漏水(水道管が水漏れして、水道代の請求がせきない)をなくし有効利用率を現在の93%から95%に引き上げる
(1%引き上げるごとに1500万円の収支が改善される)
・水道職員の退職金は一般会計からの支出に戻す
(年間2千万円の水道会計の支出が減る)
・簡易水道の管理を行う職員の給料は一般会計からの支出に戻す
(職員1人分の人件費が削減できる)
・水道料金の滞納や欠損を減らす
・障害者や母子家庭などへの水道料金の減額制度を作る
・一般会計からの繰り入れを行い、市民負担を軽減する
(大阪府下で21の市町村で繰り入れが行われている)
[2009.9.23] -[インフォメーション]
水道料金16%値上げ案に
反対の声をおよせください。
無責任な水道経営のツケを市民に押し付ける
赤字解消を理由に値上げ
水道会計・府下の最悪の赤字
泉南市は、府下最悪の13・8億円の累積赤字です。 赤字の原因は過大な水需要の見通しによる設備投資の費用が回収できないためです。市は来年度から水道料金を15・9%値上げして単年度分の赤字を解消する計画です。
値上げで赤字は解決しない
赤字の原因である過剰な設備投資の見直しがないまま赤字の解消にはなりません。また水道の有効利用を引き上げるなど経営努力が必要です。実際、01年に水道料金の25%値上げを押し付けましたが、値上げした年から現在まで赤字が続いています。
不況のなか、生活を直撃
泉州地区は府下でも最も景気悪く多くの市民が不況で苦しんでいます。今回、値上げになれば、(口径20mm・家庭用・20立法メートル使用の時)月3135円となり、年間5千円近い値上げとなります。今でも高い水道料金が生活を直撃します。
府下で最も高額に
今回の値上げが実施されれば、泉南市の水道料金は大阪府下で最も高額な市となります。水道管の敷設などに多額の設備投資がかかり人口の少ない町や村では高くなります。泉南市がまともな水道事業を行っていれば、人口が少ない町のような高額な水道料金になることはありません。
赤字の原因は、ずさんな給水予測と過剰な設備投資
泉南市は給水人口を7・7万人(現在の給水人口は6・5万人)と予測して過剰な設備投資を行ってきました。りんくうタウンには5千トンの給水施設をつくりましたが、1千トンあまりの利用しかありません。 市はずさんな給水予測は認めていますが、過剰な設備投資を改めることはありません。
[2009.9.23] -[議会だより]
9月17日に開かれた予算委員会で、現在建設が中断している(一部利用可能の)基幹農道(農免道路)の調査費78万円を補正予算から削減する修正案が松本議員(共産)から提案された。
採決の結果、松本・真砂(拓進クラブ)・小山(無所属)・和気(共産)の4人が修正案に賛成、井原・原(以上公明党)・堀口(心政クラブ)・北出(地方民会)の4人は反対、可否同数となる。
予算委員会委員長(木下・拓進クラブ)が、修正案に賛成し、可決。25日の本会議で「補正予算から基幹農道の予算を削減する修正案」が提案されるが、予算委員会と同様に拓進クラブ(5人)、共産党(4人)、無所属(1人)が修正案に賛成すれば、過半数を超え可決する(議席は議長を除き19名、10名を超えれば過半数となる)。
(基幹農道とは・・オオタカが住むような山間部を切り開いく)
泉南市の山手(六尾から別所)から河内長野市までを結ぶ道路。泉南市では総額53億円(うち市負担は10・8億円で、借金分は平成34年まで7000万円づつ返済する)をかけ、山間部を切り開いて道建設。建設地付近に希少鳥類のオオタカの巣が確認され、建設が中断したこともある。
今回の78万円の調査費もオオタカの調査のための費用である。大阪府みどり資源公団の指導でつくらたが、この公団はムダ使いなどの批判をうけ、すでに解散している。泉南から泉佐野市・貝塚市と続くが、これらの市では財政負担を減らすために、現存する農道を利用している。
(基幹農道より、農家の経営を応援する予算を、生活道路の改修や福祉・教育予算を)
共産党は、泉南市の豊かな自然を壊し、財政的にも負担の多い基幹農道に一貫して反対してきた。また農業予算は、このような道路建設ではなく、農産物の価格保障など直接農家の経営を応援する予算を増やすべきだと考る。
泉南市の危機的な財政状況、福祉や教育予算を削らなければならない情況のなか、基幹農道を建設する緊急性や必要性はないと考える。
(3月議会で基幹農道に反対した地方民会・心政クラブが賛成に)
・・・・予断を許さない本会議
本予算を決める3月議会では、公明党以外のすべての会派の賛成で、基幹農道の調査費380万円の削減させ、工事が中断している。
しかし。3月議会で、基幹農道の予算に反対した地方民会(北出、森、梶本)・心政クラブ(南・堀口)が、今予算委員会で賛成に変わるなど、、本会議の採決まで予算を許さない情況にある。
( 市民の目線で必要性の判断を 本会議の傍聴を)
25日の本会議では、「補正予算から基幹農道の予算を削減する修正案」に対し、賛成討論、反対討論が行われるはず。
3月議会で反対し、今回賛成に変わる議員が、変わった理由をきっちり説明するのか。それぞれの討論を市民の目線で判断できます。
ぜひ、本会議の傍聴をしてください。
[2009.9.20] -[議会だより]
大阪府下でワースト1の水道会計
・ 泉南市は01年に水道会計の赤字を解決するとして水道料金の25%値上げを押し付けました。しかし、水需要の減少などによる累積欠損(赤字)のため、値上げした翌年から現在まで赤字になっています。府下ワースト1の13・8億円の累積赤字となります。
・ 市は過剰な設備投資の見直しのないまま、赤字解消を理由に来年度からの水道料金の値上げを提案しました。
値上げで人口の少ない町村なみに高額な水道料金に
・・府下でもっとも高額な市に
・ 市は15・9%の水道料金の引き上げを9月議会に提案しています。この値上げで大阪府で最も高い水道料金となります。
・ 水道料金は、人口が少ないと水道管の敷設などに多額の設備投資がかかり高くなります。泉南市がまともな水道事業を行っていれば、人口が少ない町のような高額な水道料金になることはありません。
大阪府下市町村水道料金比較表(料金順)
口径20㎜・家庭用・1ヶ月20立方M使用のとき
順位 | 団体名 | 金額(円) |
1 |
能勢町 | 4473 |
2 | 岬町 | 3570 |
3 | 千早赤阪村 | 3255 |
4 | 泉南市(値上げ後) | 3135 |
5 | 島本町 | 3100 |
6 | 箕面市 | 3066 |
21 | 泉南市(値上げ前) | 2753 |
赤字の原因は市と府による過剰な設備投資
・ 大阪府と泉南市はずさんな給水計画をつくり、りんくうタウンに5000トンの給水施設をつくりました。しかし、実際の供給水量は1000トンあまりです。このような過剰な設備投資の原価償却のため、水道会計が悪化しています。
・ 府も市もずさん給水予測は認めていますが、過剰な設備投資を改めることはありません。
不況のなか、値上げは市民生活を破壊する
府営水道は値下げなのに、なぜ値上げに・・・・
・ 共産党は「不況で多くの市民が苦しんでいるときに、水道料金の値上げは、さらに市民生活を破壊するものである。」
・ また「泉南市は水道水の大部分を府営水道から購入しています。大阪府は来年度から府営水道の値下げを計画しています。泉南市は府営水道の値下げを前提に今回の値上げを計画するなど、市民の理解を得られない」と値上げに反対です。
値上げ反対の声をお寄せください
共産・公明は反対、拓進クラブ・地方民会(民主系と保守系)は賛成
・ 9月16日の産業建設委員会では、大森(共産)、原(公明)の反対、角谷・田畑(拓進)、梶本(地方民会)の賛成で値上げ案が可決しましたが、本会議の採決で決まります。
・ 本会議では、心政クラブ(堀口・南)、無所属(小山)の賛否で決まります。共産党と公明党は4議席、拓進クラブは5議席、地方民会は3議席あります。(敬称略)
[2009.9.7] -[活動トピックス]
総選挙中は、夏休みもなく、忙しくしていました。
総選挙の結果、民主党を中心にした政権の実現、自民・公明政権の退場となりました。
これは、国民にとって、前進だと思っています。共産党は得票は増やしましたが、議席は現状維持でした。
共産党は、新しい政権に対し国民にとって、「いいことは協力し、悪いことには反対」という立場です。
高速道路の無料化や子ども手当については、国民の目線にたって問題点を指摘し、改善を求めていきます。
選挙中も、アスベスト問題や、PTA活動や、相談活動は今までどおり、取り組んできました。
アスベスト問題はいくつかの成果も上がっています。
①三好石綿(現・三菱マテリアル建材)の被害者の運動
一昨年、三好石綿の労働者、工場の周辺住民、下請け業者の被害者と会社との和解が成立しました。
今回は、新たに見つかった被害者(2次)の救済を求めています。
(写真は、被害者と弁護団と会談)
②被害の早期解決、救済を求める意見書可決へ
泉南市議会に「国に対し、アスベスト被害の早期解決と救済を求める意見書」の採択を要請しました。
泉南市議会の全会派が賛同者になり、9月議会で全会一致で可決する見通しです。
阪南市議会は9月議会(すでに終了・市議会選挙があって通常より早く開催)で同様の意見書が全会一致で可決しました。
(泉南市会議員との会談)
③市長や市議会議員、泉南市職員組合と懇談
9月3日、「アスベスト国倍訴訟を勝たせる会」と原告が、午後4時から6時過ぎまで市役所内で懇談を行いました。
市長は、毎年、アスベスト問題を国に訴えていることなど、市の取り組みについて話をしていただきました。
担当課長には、「被害者の掘り起こし」に、今まで以上に取り組むように要請しました。
市職員組合には、「アスベスト国賠訴訟の公平な判決を求める署名」の協力をお願いしました。
各市会議員には、「意見書」賛同へのお礼と、引き続きの協力をお願いしました。
(市役所内での懇談)
[2009.9.4] -[活動トピックス]
泉南市は財政難を理由に9園ある市立幼稚園を全園つぶす計画です。
市民から「子どもたちの宝・地域の宝 幼稚園をなくすな」という声が上がっています。
イオン道路など財政難でもムダな大型事業を進める一方、財政難を理由に市民を増やし、幼稚園までつぶす市政に不満の声が上がっています。
樽井区が地元幼稚園の廃園に反対する決議を可決したのに続き、「東幼稚園の存続を求める要望書」が2252筆を超える署名とともに議会に提案されました。
(東幼稚園・市のHPから)
要望(全文)は以下のとおり
要望の趣旨
財政難を理由に、公立幼稚園・再構築全体計画に基づき、東幼稚園を廃園することに対し、即時撤回を求めるものであります。
理由
1.現在、東小学校と東幼稚園においては幼小連携の取り組みがなされており、幼稚園児において小学校児童においても、大変有意義な取り組みとなっている。しかし、東幼稚園廃園により、その有意義な連携が失われる。
2.現在東幼稚園においては地域との交流が数多くなされ、園児においては地域のかたがたに育てられているという理想の教育環境であり、また、地域においてもコミュニティーの核として大変重要な役割を担っている。
3.新設の幼稚園は遠距離にあるため、園児にとっても保護者にとても通園の不便さ、安全面への疑問は必至であり、東地区に住む園児にとっては東幼稚園の存続が強く望まれる。
東幼稚園は豊かな自然に恵まれています。
そして、地域の人達のあたたかい気持ちに支えられながら、自然環境を生かしたさまざまなあそびを展開しています。
また、東小学校とは、同じ敷地内に校園舎があり、交流しやすい条件であることを活かし、教師間の連携を密にしながら、年間を通して機会あるごとに子どもどうしの交流を深めています。(東幼稚園・市のHPから)