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小学校の全教室にエアコン設置など、子どもの命と安全を守る緊急対策を

共産党市会議員団(大森和夫、和気信子)と楠成明市政対策委員長は

「小学校の全教室にエアコン設置など

子どもの命と安全を守る緊急対策を求める要望書」を7月27日、竹中泉南市長に提出し懇談しました。

要望内容は

今夏は「命に関わる危険な暑さ」となっています。校外学習から戻った小学1年生が熱中症の中でも症状の重い熱射病で死亡したことは深刻です。夏休み中の部活動をはじめ、学校行事のあり方などを点検・見直すことが急務です。

泉南市では中学校のエアコン設置は完了しましたが、小学校の普通教室へのエアコン設置はなく、緊急の設置を求めます。子ども達の学習環境を整備するために、エアコン設置は常識になっています。泉佐野市や田尻町ではすでに小・中学校の全教室に設置されています。

泉南市でも国の補助金や市の基金を活用し、早急にエアコンを設置しなくてはなりません。同時に、国・府に対しエアコン設置の補助金を拡充させ、泉南市は財政難を理由にエアコン設置を先延ばししないように求めます。

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共産党国会議員と地方議員は25日国交渉を行い、エアコン設置を含めた教育費の増額を求めました。

市長もエアコン設置には国や府の補助金の拡充が欠かせないと話されました。

学校関係者からも「エアコン設置を実現してください。この暑さは異常です」と言われました。

 

 

学校のエアコン設置について

学校のエアコン設置について市民から質問がありました。簡単ですが、以下のようなお返事を送りました。

泉南市では中学校は100%エアコンを設置していますが、小学校の普通教室は設置されていません。
近隣では泉佐野市が小・中でエアコンは100%設置、岸和田市が今年中に小・中で100%設置の計画です
 
 
6 月の代表質問で市長に小学校のエアコン設置を求めました。
エアコン設置は必要性は認めても、設置の計画はないというものです。
猛暑のことや、子ども健康状況からすれば、認められません。
 
エアコン設置が出来ない理由に財政難をあげています。
 
市単独で設置する予算がないので、国の補助金を活用するように市に提案をしています。しかし、国の補助金の枠も少なく、泉南市に当たらないとのことです。
 
2 学期を迎えるに当たって、対策が必要です。そのためには補助金待ちにはできません。
緊急に予算をつけて、猛暑対策を進めるように市長と教育委員会に申し入れを行います。
 
共産党は国・府への財政的支援を行うように、国会議員などと協力して取組みます( 7 月 25 日に府下の共産党議員の代表と国会議員で文科省などと国交渉を行います)。
 
大阪の小中学校のエアコン設置率は大阪府全体で 77.3% 。京都府は 84.0% 。東京都は 99.9% です。
大阪府政は府下の自治体に対し、教育や子育てへの支援が不十分です。そのため大阪のエアコン設置率も低くなります。

豪雨の被害

6日(金)午前中 避難所、よく浸水する地域、川沿いにある民家を回りました。

土砂崩れ、雨水が道路から軒下にまであふれたり、川が増水して不安なお宅などがありました。

市役所にもこれらの状況を伝え、見守りの強化をお願いしました。

市職員も徹夜で作業しています。

一日も早く天気が回復し、被害がないように願っています。

 

UR賃貸住宅居住者の住まいの安定を求める意見書・・可決

6月議会報告 

泉南市議会は6月27日6月議会最終日、2本の意見書(議員提出議案)の採決を行いました。

 

UR賃貸住宅居住者の住まいの安定を求める意見書・・可決

わけ信子議員(共産党)が提案者となり、全会一致で可決しました。

要望項目

1.低額所得世帯に対し、「家賃の減免」条項を実施すること。

2.「団地別整備方針書」は、泉南市・居住者・自治会と十分に話し合い、三者合意を得ること。

 

地方議会議員の厚生年金加入に反対する意見書・・否決

維新の会が提案し、共産党と無所属議員2名が賛成しましたが、賛成少数で否決となりました。

(共産党の賛成討論)

「国民の公的年金は、近年、保険料の引き上げや給付額の抑制などが続いている。年金制度は国民全体の課題であって、地方議会議員の年金問題のみ法を改正してまで優先するものではなく、先んじて議論すべきは国民の年金制度の充実についてではないか」という趣旨に賛同する。