こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2011.3.11] -[議会だより]
3月7日の一般質問で中学校給食の実施を求めました。
子どもの豊かな成長のために、「安全でおいしい」学校給食の充実は、貧困と格差が広がるなか、切実になっています。
しかし、大阪府内の公立中学校での完全給食の実施状況は12.3%と、全国平均の約80%を大きく下回っています。
こうした中で、大阪府は保護者や府民の強い要望を受け、来年度予算で、中学校給食導入を促進するために、市町村に対する財政支援として5年間で246億円を補助することになりました。
府の動きを受けて、市町村の半数程度が導入に賛成の意思を示していると報じられています。
しかし、泉南市は中学校給食の実施には、学校給食センターの建て替え、あるいは、大規模改修が必要、そのため、膨大な費用がかかるため、非常に難しい、という答弁をしています。
さらに、府の具体的な補助の内容が明らかになってから、検討するという消極的な姿勢です。
市の学校給食センターは、建設後35年を経過し、老朽化が進んでいます。耐震化診断も行っていません。食中毒をなくすためのドライシステム式にもなっていません。
市は不利な条件をいうのでなく、「子どもたちの成長に欠かせない学校給食を実現する」という立場にたち、府にも財政支援を強め、実現のため努力するように強く求めました。
さらに、この機会にセンター方式でなく、自校方式にかえ、地産地消を進め、雇用を増やすように訴えました。
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11日は午前中は厚生消防常任委員会が開かれました。午後からは泉佐野市の3・11 重税反対全国統一行動に参加。泉南市役所に戻る車のラジオで「東北大震災」のニュースを聞きました。
市役所で4時から6時前まで、共産党議員団会議。そのあと、議員控え室で、震災のニュースを見て、びっくりしました。