こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2009.3.31] -[活動トピックス]
夫の暴力(DV)が原因で、離婚した人から相談がありました。別れた夫が、追いかけてくる心配があるので、住民票を移さないまま、子どもと泉南市に引越ししてきました。住民票がないと、定額給付金がもらえないのか、という相談でした。
国は2月1日時点で住んでいる所に住民登録をしない限り、定額給付金は支給しないとしています。DV被害者には、住民票を移しても、元夫に知らせないシステムになっているそうです。
しかし、相談者だけでなく、DVの被害者は、怖くて住民票が移せないことが、よくあるそうです。このようなDV被害者が、定額給付金をもらえないと、問題になっています。
相談者はアルバイトで、子どもは派遣で働いています。2人の収入を合わせて、やっとの生活です。子どもは、痛めた足を引きずりながら仕事に行きます。仕事を休むと解雇されると心配しています。定額給付金を楽しみにしていましたが、「本当に困っている人は、もらえないのか」と悲しんで います。
[2009.3.31] -[インフォメーション]
ノーベル物理学賞 受賞
益川敏英さん講演会
「科学を進める者ー夢・ロマンー」
4月4日(土)午後1時開場 午後2時開会(閉会4時)
場所 じばしんホール
800名 先着順 無料
主催 堺総合法律事務所 072-221-0016
[2009.3.27] -[インフォメーション]
[2009.3.25] -[議会だより]
泉南市は市立幼稚園9園をすべて廃止し、新たに2園(新築と大規模改修)にする計画をたて、来年度予算で新たな幼稚園の基本設計費1千900万円計上しています。
共産党は「地域に根ざした幼稚園、9園廃止の中止を求める会」ともに、4千筆を超える署名を集めてきました。拓進クラブは、幼保一元化(幼稚園と保育所とが一緒になったもの)した幼稚園か保育所の建設を求めています。予算委員会では、共産党・拓進クラブ・無所属議員でこの計画の見直しと設計費の削減を求めてきました。
23日の予算委員会の最終日の深夜に、市長への総括質問が行われました。そこで市長は「保幼一元化(保育所と幼稚園が一緒になったもの)が極めて大事。5月中に公立と私立でモデル園を作る計画を作りたい。それができるまで、基本設計費の執行はしない」旨の答弁を行いました。
この答弁を受け、拓進クラブは基本設計の予算については、賛成の立場に変わりました。
24日、未明に再開された予算委員会では、2つの修正案が提案されました。
①信達樽井線(イオン道路)建設の関連予算・約7億円、基幹農道建設のための調査費・約400万円、幼稚園の基本設計費・1千900万円の削減を求める修正案(共産党と無所属が提案)・・否決
②基幹農道建設のための調査費・約400万円の削減を求める修正案(拓進クラブ、地方民会、心政クラブが提案)・・可決
なお、予算案(原案)は公明党だけの賛成で否決となりました。
また「幼稚園再構築計画に伴う新設、大規模改修の設計予算については、幼保(保幼)一元化方針が決定するまでは、これを執行しないこと」とする付帯決議を、共産党と無所属を除く賛成多数で可決しました。
26日最終本会議で「基幹農道の調査費を除いた予算」が可決する見込みです。幼稚園問題は、5月に明らかになる「幼保一元化方針」が明らかになるまで、「待った」がかかった情況です。
「幼稚園の全園廃止の中止を求める署名」は地域や職場で、どんどん集まってきています。小・中学校の先生方が多くの署名を集めています。市は財政難を理由に幼稚園(公教育)を潰そうとしていますが、幼稚園を潰したところで、泉南市の財政が良くならないことも予算委員会でも明らかになりました。
引き続き、子どもと地域の宝である幼稚園の廃園計画の中止を求めてがんばります。
[2009.3.22] -[活動トピックス]
準大手ゼネコン・西松建設の違法政治献金疑惑で注目される小沢一郎・民主党代表と二階敏博・経済産業相。二階氏は地元は和歌山ですが、この泉南市でも市長などにも強い影響力を持っています。また、二階氏のスポンサーが泉南市に在住しているといわれています。
二階氏と泉南市政との関係、スポンサーの動向をマスコミが取材に来ています。先日も東京の記者から取材の申し入れがあったので、議事録や入札など調べてみました。
市長と二階氏とのつながり
①1500億円の「南ルート」計画での結びつき
(平成18年第3回定例会の一般質問の答弁から)
もちろん、国土交通省だけではなくて、この応援団の議員さん、もちろん地元国会議員さん、それから二階さんは今経済産業大臣でございますが、先般も行ったときにお会いをしてきて、改めてこの南ルートについてもお願いもしてまいりました。そういうことで、やはり粘り強くこの問題については取り組んでいかないといけないと。
1本トンネル掘るのに大体1,500億でございます。1,500億ぐらいかかるというふうに言われておりますんで、これは大変な事業費でございますから、そう簡単にはできるということにはならないかもわかりませんが、紀淡道路にしても、あるいは過去においては明石海峡大橋にしても、やはり粘り強くそれを進めてきたという結果が出ているわけでございますんで、我々といたしましても、毎年毎年着実に階段を上がっていくということで調査を積み重ねていって、その中から実現に向けての事業化に持っていくということが大切だというふうに思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
二階氏は港湾工事に強い影響力を持つといわれています。
南ルートとは、関西空港と泉南市を結ぶ計画です。現在、空港と泉佐野市を結ぶ連絡橋がありますが、さらに南ルートを作るというものです。
②二階氏の出版記念会に6万円の会費
平成8年、市長の後援会の収支報告書によると二階氏の出版記念会の会費として6万円が出費されています。過去の収支報告書を調べてみると、政治家で名前が出るのは、二階氏だけでした。
この年は、市内の市税の滞納業者から市長が政治献金をもらい、問題になった時です。
☆泉南市のりんくうタウンの工事など2件、西松建設が請け負っていました。平成12年の工事は特命随意契約で落札率は98%。
[2009.3.18] -[議員日誌]
予算審議が16日から4日間の予定で始まりました。。第1日目は、一般会計の歳入について審議が行われました。木下委員長(拓進クラブ)を除く全委員8人が質問、財政再建のため活発な議論が行われています。
市は財政難を理由に、人件費削減・市民サービスの切捨て・民営化を進めていますが、財政再建の展望は見えてきません。財政再建の途上にも関わらず、イオン道路などムダな大型公共事業を進めています。
市政の減収が予測され、緊縮財政になっています。 歳入は減る一方、歳出は増えています。歳出のうち、人件費は減るものの借金の返済は増えています。貯金(基金)を取り崩し、黒字決算にしています。借金でムダな大型公共事業をすすめています。
市の財政運営に厳しい質問が出ています。厳しい財政状況なか、市職員も苦労しています。
歳入の基本は市税です。泉南市の税収の回収率は大阪府下で最低です。その理由は、税金を 払わない市民が多いためでなく、高額滞納者が多くいるためです。高額滞納者には、市長や市政に関わる人が多くいました。いま市の努力で回収率は引きあがっています。
市は税金の滞納を回収に定額給付金を当てにしています。定額給付金は景気回復を理由にばら撒かれます。定額給付金に反対する人が多くいますが、不景気の中、みんな楽しみにしています。しかし、市は市税を滞納するほど困っている人からも、取り立てようとしています。
定額給付金は何の為にあるのでしょうか。仕事がなくて困っている人、収入が少なくて生活できない人、本当にこういう人を応援する対策が必要ではないでしょうか。
[2009.3.16] -[活動トピックス]
朝から、警備会社に働く労働者から、相談がありました。警備会社から派遣されている元請け会社の職員から、嫌がらせを受けた、というものでした。「元請け会社の社員に文句を言いたいが、そのことで警備会社から、にらまれたら困る。下請けの警備会社の対場は弱く、さらに、警備会社での労働者の対t場も弱い。泣き寝入りしない方法はないか」というものでした。
お話を聞いて、今の労働者が、弱い立場におかれていることが分かりました。会社に文句を言って、くびになったら困る、生活できないと我慢しています。こういう弱い立場をみてて、嫌がらせが行われています。
相談のうえ、警備会社を通じて、元請け会社に嫌がらせに対し、説明を求めることにしました。それが理由で、警備会社から不利益を受けることはないだろうし、そんなことを許さない運動をしようとアドバイスをしました。
[2009.3.14] -[活動トピックス]