こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2009.3.18] -[議員日誌]
予算審議が16日から4日間の予定で始まりました。。第1日目は、一般会計の歳入について審議が行われました。木下委員長(拓進クラブ)を除く全委員8人が質問、財政再建のため活発な議論が行われています。
市は財政難を理由に、人件費削減・市民サービスの切捨て・民営化を進めていますが、財政再建の展望は見えてきません。財政再建の途上にも関わらず、イオン道路などムダな大型公共事業を進めています。
市政の減収が予測され、緊縮財政になっています。 歳入は減る一方、歳出は増えています。歳出のうち、人件費は減るものの借金の返済は増えています。貯金(基金)を取り崩し、黒字決算にしています。借金でムダな大型公共事業をすすめています。
市の財政運営に厳しい質問が出ています。厳しい財政状況なか、市職員も苦労しています。
歳入の基本は市税です。泉南市の税収の回収率は大阪府下で最低です。その理由は、税金を 払わない市民が多いためでなく、高額滞納者が多くいるためです。高額滞納者には、市長や市政に関わる人が多くいました。いま市の努力で回収率は引きあがっています。
市は税金の滞納を回収に定額給付金を当てにしています。定額給付金は景気回復を理由にばら撒かれます。定額給付金に反対する人が多くいますが、不景気の中、みんな楽しみにしています。しかし、市は市税を滞納するほど困っている人からも、取り立てようとしています。
定額給付金は何の為にあるのでしょうか。仕事がなくて困っている人、収入が少なくて生活できない人、本当にこういう人を応援する対策が必要ではないでしょうか。