平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
デマンドタクシー実証実験の実施 決まる
昨年度、さわやかバスのダイヤ等の改正がありました。利用者が増える一方、山手地域から「座れない。立っていると危ない」「買い物に1時間も乗る。帰りに合うバスがない」などの苦情も寄せられています。
ダイヤ改正は5年ごとに行われ、それまで増車・増便はできません。そこで山手地域でデマンドタクシー(乗合タクシー) 導入を提案。市はデマンドタクシーの実証実験を行うと答弁がありました。
(大森議員:23年9月議会 一般質問)
(仮称)西信達義務教育学校の建設に関するアンケート調査結果が市ホームページに掲載されています。
アンケート結果から、学校再編計画ー統廃合について知らない人も多くいます。
義務教育学校について、市が財政難や少子化を理由に一方的に決めて進めています。
そのため、義務教育学校の問題点は知らされていません。
今回のアンケートで問5 で「(仮称)西信達義務教育学校について気がかりなことは何ですか?」と質問しています。
「気がかり」として、問題点を小さく見せようとしています。
以下、アンケート調査結果の抜粋です。
問5 (仮称)西信達義務教育学校について気がかりなことは何ですか? (該当するものすべてに〇をつけてください。)
○「子どもたちの9年間の人間関係の固定化」の回答(59.6%)が最も多くなっています。
○また、「小学校と中学校の区切りがなくなることによる気持ちが変化するきっかけの減少」の回答 (49.9%)が多くなっています。
○次いで、「小学生と中学生の体格差のある子どもたちが同じ学校に通うことによる影響」「小学校高 学年にあたる子どもたちのリーダー性や自主性の育成」「通学路の安全確保」「子どもたちの遊び場 の安全確保」「小学校6年間-中学校3年間の学習から9年間の連続した学習への変化」の順に回答 が多く、約3割の回答率でした。
猛暑が続く中、体育館内では大型扇風機を使っています。それでも、体育館で生徒が体調不良を起こし、保護者から心配の声が上がっています。
避難所や集会に市民も利用するすべての学校体育館のエアコン設置が必要です。
新設される西信達義務教育学校の体育館のエアコン設置について、市は前向きに取り組むと答弁がありました。
9月議会では、全学校の体育館にエアコン設置求める決議が全会一致で可決しました。
一方、市長はエアコン設置について「検討している」と答弁しましたが、学校再編計画を理由に先延ばしできません。エアコン設置など学校の老朽化対策は再編計画に関係なく進めるものです。