平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
成人式や学校の発表会や文化芸術イベントを開催する泉南市立文化ホールは、教育委員会も必要不可欠な施設だと認めています。ところが、市は文化ホールの改修しないまま放置してきました。その一方で、唐突に老朽化を理由に休止・休館を含めた文化ホールのあり方の検討をすすめてきました。
文化ホールが休止・休館になれば、成人式や学校の音楽会などは、阪南市や泉佐野市や高い利用料の民間ホールで行うことになります。請願には、「泉南市の中学生が大人になって、泉南市に住み続けてくれるでしょうか。衰退に繋がるのではと懸念致します」と記載されています。
文化ホールの緊急に必要な修繕費は2億9千万円(図書館の共有部分の修繕費を含む)です。一方、文化ホールは12年間で約2億5千万円の効果額(文化ホールの運営を民営化にして増収になった金額)です。この効果額は修繕費に回すべきです。
市は教育や文化施設の老朽化を財政難の理由にしますが、文化や教育を大事にしない市の姿勢が問題です。
市は請願が議会で審議される前に存続を決めましたが、9千名を超える請願署名が市の方針を変えさせたことは間違いありません。
市民が声を上げれば、市政は変わります。
市は早急に文化ホールの改修に取り組み、文化を大事にする街、若者が住み続けたいと思う泉南市を実現するように要望します。
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