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ケガと弁当は自分持ちか

A君は数か月前から、ハローワークで紹介されたある有名企業会社で働いています。現在は試用期間中で、正社員ではありません。

その会社は初心者でも、正社員と同じように働らかせます。

初心者が、正社員と同じレベルで働くのは大変ですが、A君がおくれると全体に響くので、無理をして働くそうです。また、少なくても給料はもらうので、一生懸命に働きました。

しかし、このままでは体が持たないと、試用期間中に辞めることを決めていました。

そう思っていた矢先に、仕事中に骨折をしてしました。上司から「たしたことはない」と言われ、痛みを辛抱し、仕事をつづけました。

翌日、あまりの痛みと腫れに我慢できずに病院に行くと、複雑骨折で手術が必要と診断されました。

会社は労災扱いにせず、自主退職を進めるそうです。

A君も「労災扱いにして欲しい、休業補償にして欲しい」と言えていません。

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そんな話を聞くと、「ケガと弁当は自分持ち」と言われた戦前の時代や、一人親方の嘆きを思い出します。

真面目には働く者が報われない社会を変えなくては、明るい未来が生まれません。

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