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安全至上主義で・・プール事故を受けて市長答弁

2011年度(平成23年度)決算委員会は向井市長への総括質問を行い、3日間の審議が終了しました。

2011年7月、小学校プールの一般開放中に、児童が死亡する事故が起こりました。

適正なプール監視を行っていなかった民間業者、その民間業者を監督指導できていなかった市の責任が問われています。また、財政難を理由に教育予算を削ってきた市の責任も重大です。

共産党議員からプール事故の反省について問われた市長は、次の趣旨の答弁をしました。

・昨年はプールの一般開放を見送ったが、今年は安全至上主義で、予算も増やし一般開放を行う。

・プールの監視を行う業者の選定は、プロポーザル方式で行う。

・遺族に申し訳ない。2度とこのような事故が起こらないようする。

安全性より効率性を優先させ、教育予算を削減し、プール事故が起こりました。

このような2011年度決算は当然、承認に出来ません。

今日の委員会では共産党以外の会派は決算の承認に賛成しましたが、これではプール事故の教訓は生かされません。

*プロポーザル方式とは入札する業者の提案(安全性など)から業者を選ぶシステム。一般の入札では、安価な金額を提示する業者が優位になるが、プロポーザルだと安全性が優先される。

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