平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
衆院選挙は残念な結果に終わりました。共産党は1議席の減。近畿ブロックが3議席から2議席になり、吉井さんの議席を清水ただしに引き継ぐことが出来ませんでした。
清水さんは元大阪市議、勉強家で難しい政治・経済・外交の話を分かりやすく話してくれます。元漫才師でユーモア一杯です。清水さんの国会での活躍を楽しみにしていたので、とっても悔しい。
マスコミは衆院の結果を、自公圧勝と報じています。確かに議席の上では、自民294、公明31で両党合わせて衆院の3分の2以上を獲得しました。
自民が大きな議席を得たのは、比較第1党が議席を独占できる小選挙区制の影響です。
大学の法学の授業で小選挙区制を「民意を正しく映さない、壊れた鏡だ」とならいました。
自民は小選挙区でも前回比166万票減らし得票率は43%なのに、議席占有率は79%にもなりました。民意を大政党本位にゆがめる小選挙区制の欠陥を示しています。自公両党の「圧勝」は、民主党の公約破りによる“敵失”と、選挙制度に助けられてのことです。
民意をもっともよく反映する比例代表でみると、国民から「自公政権ノー」の厳しい審判を受けた2009年衆院選よりもさらに自民は219万票減、公明も94万票減らしました。
「民主もダメだから自民へ」とは有権者は動かなかったのです。そのことは有権者が模索し悩んだ結果、1000万人以上が棄権したことにも表れています。投票率が前回比約10ポイントも減となったため得票率が上がり、比例で見れば議席で微増にすぎません。
安倍晋三総裁も開票結果を受けて「自民党に対してまだ完全に信頼が戻ったということではない。3年間の民主党の政治の混乱に対してノーという結果だ」といわざるをえませんでした。国民に信任されたとは、とてもいえない結果です。
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今日は一日団会議。明日の最終本会議の打ち合わせ、来年度の予算要望の準備を話し合いました。
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