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「敬老の日」 長寿が喜ばれる社会を

きょうは「敬老の日」です。長年社会に貢献してきた高齢者に感謝し、長寿を心からお祝いします。今年からは、第2次世界大戦後に生まれた人口規模が大きい「団塊の世代」(1947~49年生まれ)が65歳以上の世代に加わってきます。すべての高齢者が誇りと希望、生きがいをもって暮らしていける社会をつくることが、いよいよ重要となっています。

多くの高齢者が「長生きしてよかった」と実感できない現実です。政府の調査では、年金受給者の約4割が年収100万円以下です。女性受給者では65%にのぼり、「とても暮らせない」と悲鳴が上がっています。高齢者世帯の6割以上が貯金の目的は「病気・介護への備え」と答えています。高齢者を脅かし不安にさらしている政治の責任は重大です。

高齢者を「お荷物扱い」する政治に未来はありません。豊富な知識と経験をもつ高齢者は「社会の財産」です。高齢者が生き生きと暮らせる社会になってこそ現役世代も将来世代も安心できます。

父は交通事故に会い、即死で亡くなりました。少ない人が「介護など家族に迷惑かけずに亡くなって、あなたのお父さんは偉い」と言います。

高齢者の介護の大変です。介護のせいで、家族の生活が破壊することもあります。しかし、介護の負担があっても、長生きしてほしいと思うのが、家族の願いです。

消費税増税に頼らず医療費負担軽減や「減らない年金」など高齢者を支える社会保障充実を提言しています。すべての世代が手をたずさえ、高齢者が本当に大切にされる社会を作りたいです。

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