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あってはならない暴力 中国は安全確保に万全を

日、訪問したお宅で「中国の反日デモが怖い。戦争にならないか、心配」と話されていました。

いかなる理由であれ、批判や抗議の意思を暴力で表すことは、どんな場合でも絶対にあってはなりません。その点で、両国政府には、国民が冷静な行動をとるよう最大限の努力をする責任があります。中国政府が、日本人、企業、大使館の安全確保に万全の対策を取るべきなのは、当然のことです。

日本政府も歴史的事実と侵略戦争の反省を明らかにし「尖閣諸島が日本領土であること」を中国政府と国際社会に訴えなくてはなりません。

中国は日本とアメリカの最大の輸出国です。中国抜きに両国の経済は成り立ちません。さらにアメリカにとって、中国は日本以上に国債を購入する国になりました。中国がアメリカ国債を手放せばアメリカはギリシャ同様、経済が成り立たなくなります。

アメリカは中国に嫌われるわけにはいきません。アメリカは中国に気を使い、アメリカに気を使う日本は中国に気を使う、そんな悪循環があるかも知れません。

一方、経済力・軍事力ではアメリカは中国を圧倒しています。中国はアメリカに嫌われない程度に日本に嫌がらせを行っているのかも知れません。実際、中国はアメリカに敵対しない方針を取っています(アメリカのイラク戦争に反対したことが、唯一の例外)。

今の状況は日本国民にも、中国国民にもマイナスです。さらに経済にも悪影響です。

 

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