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マンパワーの充実で・・消防力の強化を

厚生消防常任委員会で、共産党は「消防広域化」と「幼稚園舎の無償譲渡」の2つの議案に反対し、他の議案は賛成しました。

消防の広域化とは、熊取町、泉佐野市、田尻町、泉南市、阪南市・岬町の消防署を泉州南ブロックとして一つの消防組合にまとめるものです。消防本部を泉佐野に置き、組合の管理責任者は首長がなり、他の首長は副責任者になります。また、組合議会を置き、議員は各市議会から3名、町議会から2名ずつの議員が選ばれます。

大阪都構想のもと、府内で広域化計画が進められていました。当初は堺市以南の泉州ブロックで広域化が検討されていましたが、まとまらず熊取町以南の泉州南ブロックになりました。府下の他の広域化計画は中止や休止になっています。

消防署員の数は当面、現状維持するとしていますが、泉州南地域では、財政難を理由に国や市が決めた定数より少なくなっています。

本来なら、東日本大震災クラスの災害に備えて、職員数を増やす必要があります。東日本大震災でも、消防署員の献身的な奮闘で多くの人命が救われました。広域化よりマンパワーの充実が求められています。

マンパワーの充実を後回しにする広域化に反対しました。
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市は廃園にされた旧信達幼稚園の校舎を、民間の保育園に無償で譲渡する計画です。譲渡後の幼稚園では「幼保一元化」や「子ども園」を行うとしていますが、具体案は明らかになっていません。

その理由は国の「幼保一元化」や「子ども園」計画自体が、確立していないためです。

しかし、市は2014年度までに「幼保一元化」を行うとした約束を実現するために、強引に無償譲渡を決めました。

市民の貴重な財産を十分な検討もないまま、無償譲渡することに賛成できません。

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