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消防広域化で、市民は守られるか

泉佐野市・泉南市・阪南市・熊取町・田尻町・岬町の3市3町の消防署を一つにまとめる計画があります。

東海・東南海・南海地震が連動して起れば、西日本でも東日本大震災並みの被害が起こると言われています。

東日本大震災では、消防署員の献身的な活動が被災者を救いました。一方、市町村合併で消防署がなくなったところでは、充分な救援活動が出来ていませんでした。

泉南市をはじめとする3市3町は、細長い沿岸部をかかえ、津波の被害など大規模な災害が予想されます。しかし、多くの行政区が財政難を理由に、消防署員の定数を国の定めた基準の半分程度まで減らしています。

東海・東南海・南海地震に備えて、各行政区は消防署員を国基準に見合う定数まで増やすなどして、防災対策を取ることが、求められています。

ところが、職員を増やさず、消防広域化で対応しようとしています。災害が起こった場合、広域で集中して対応することが有効と説明しています。

しかし、3市3町に広範囲の津波が押し寄せた時、集中した対応はとれません。また、岬町で災害が起こった時、熊取町からの支援はあてに出来ません。

抜本的な消防力の強化をはからない限り、大震災から市民を守ることは出来ません。実際、大阪府下で現在、広域化をすすめているところはありません。

議会運営委員会(議場の改修について)・幹事長会議(消防の広域化について)・党の会議(19区の演説会について)と、今日も会議が続いた日でした。

市役所の議員控室のパソコン(市の備品)は10年間、買い変えずに使っています。パソコンの動きが遅くて遅くて、困っています。しかし、議会では、議場の改修や議会HPのリニューアルが優先され、今のところパソコンを買い替える予定はありません。

パソコンに泣かされる日が続いています。

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