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イオン栄えて、市民生活は良くなったか?

りんくうタウンの企業立地が97%になりました。市はりんくうタウンが埋まれば、市の財政も景気も雇用もよくなるように宣伝していましたが、実際はどうでしょうか。

りんくうタウンは関空の支援基地として、海を埋め立てた造成地です。

しかし、企業の立地が進まないため、分譲だけでなく格安(130円/㎡・月)の定期借地の契約をはじめました。さらに、工場だけでなく、大型商業施設のイオンや病院など医療・福祉施設まで、なんでも誘致しています。

それでも、りんくうタウンの造成を行った大阪府企業局は数千億円の借金を残したまま、2005年に廃局されました。

空港関連の税収は微増ですが、市全体の税収は減少しています。りんくうタウンが埋まったことで、泉南市の雇用や財政が好転したようなことはありません。

泉南イオンの営業成績は、同グループのなかでベスト5に入るそうです。大変素晴らしい成績のようで、市長が誇らしげに答弁していました。イオンの内のテナントも好調だそうです。

「イオン栄えて、街滅ぶ」とイオン出店前から言われていました。今、内陸部ではシャッター街が増えています。泉南市の財政もイオン道路を作ってから、さらに悪くなっています。雇用は増えたように見えますが、多くは非正規で、内陸部の雇用は減っています。
(昨日の空港等街づくり特別委員会の質疑から)

朝は9時前から市役所で仕事、10時から地元共産党の会議、晩は岸和田で党の用事があります。

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