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不当判決を克服し2陣勝訴!・・・泉南アスベスト訴訟

3月議会の最終本会議で裁判所に行けないため、勝利判決は電話で教えてもらいました。

勝利判決を聞いたとき、先月亡くなった第1陣原告の西村東子さんの苦しみ抜いた顔が浮かんできました。この判決を聞いて欲しかったと思うと泣けてきました。

大阪地方裁判所第8民事部(小野憲一裁判長)は、泉南アスベスト被害に対する国の責任を認め、国に3分の1の賠償を命じました。原告らの勝訴判決です。

この判決は、昨年8月25日、大阪高等裁判所(三浦潤裁判長)が1陣原告らに言い渡した不当判決を乗り越え、極めて大きな意義を有するものです。国は2度、法的責任が認められました。

泉南アスベスト訴訟1陣提訴(2006年5月26日)以来、すでに7名の原告が石綿肺や肺がんで亡くなっています。解決を見ずしての無念の死です。生存原告の病状の悪化や高齢化も進んでいます。「命あるうちに解決を!」は原告らの切実な願いです。

国は控訴せず、すべてのアスベスト被害者を救済する法律を整備することが求められています。

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