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  • こんにちは。日本共産党 大森和夫です。

    母からの電話

    [2008.9.13] -[議員日誌]


    前回の私の選挙に、父と母が西宮から応援に来てくれました。父が7月末、道路を横断中、車にはねられ死亡しました。母は「今度の選挙(9月28日告示、10月5日投票の泉南市会議員選挙)は、応援によういかん」と言っていました。しかし、母から「やっぱり選挙の陣中見舞いに行く」と電話がありました。母が元気がないので、心配していましたが、少し安心しました。

    家族は父の死を受け入れるため、心の整理をしています。事故直後は「加害者を責めても、父は帰ってこない」と言っていた家族も、寂しさは増し、加害者への気持ちも変わるようです。私は、自分の選挙を目前に迎え、忙しさのため、さびしい気持ちを紛らわしています。

    父の遺体を引き取った日に、加害者夫婦がお詫びに来てました。お通夜に来たいと言うので、時間と場所を教えると、手の甲に、ボールペンで場所と時間を書き出しました。ボールペンを持つ手は振るえているように、見えました。力を入れて書き、自分を傷つけているようにも見えました。また、「事故が夢だったら、さめて欲しい」と力を入れているようにも見えました。

    思わず、「あまり自分を責めないように」と加害者に言いました。言ったあと「加害者に優しく、いいかっこをしてしまった」と思いました。しかし、父も同じこと言うような気がします。