こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2011.6.16] -[議員日誌]
予算特別委員会が行われ、一般会計、下水道会計、介護保険会計の補正予算が審議されました。共産党は、一般会計と介護保険会計に賛成、下水道会計には反対しました。
一般会計補正予算には、国や大阪府の補助金を受け、子育てにかかわる事業が含まれています。・・・虐待相談、保育所に除菌クーラーの設置、小学校に遠隔操作の門扉の設置、図書館に子育て関連の書籍の購入など
介護保険会計は、介護士の賃金を引き上げるためのPRの予算が含まれています。
一方、下水道会計は、10月から値上げにかかわる予算のため反対しました。無所属議員も反対。
値上げに反対する趣旨は「下水道料金値上げに反対を求める」請願[2011.2.23] をご覧ください。下水道については、質疑がいくつかありました。
(質問)利用料の値上げはいつまで続くのか。
下水道会計を赤字にしないために、一般会計から年に8億円の補填を行っている。 一方、この補填を減らすために、料金の値上げを行っている。 今回の値上げで年間1億円の収入増が見込まれるが、下水道会計の赤字は解消しない。
(回答)下水道の普及率は50%しかないため、料金収入が少なく赤字になる。普及率が80%をこえれば、赤字は解消する見込みである。
(注)下水道の普及率は年1%増の計画。財政難のため、なかなか進まない。80%をこえるのは、30年後になりそう。
(質問)下水道の普及が遅い山間部などは、集中浄化槽を設置すれば、費用も安く、水質悪化を防ぐためにも有効ではないか。
(回答)下水道は市民から待ち望まれている。
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午前中は、予算特別委員会の傍聴。午後は、市役所で議会運営委員会などの打ち合わせ。晩は岸和田にある共産党の事務所で泊り。党事務所に行く前に、貝塚の銭湯にいきまいた。