こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2011.6.11] -[議員日誌]
大森の一般質問から 防災対策編(№2)
☆東日本大震災は、水の確保の大事さを教える
福島第一原発で発生した原発震災の影響で,直線距離にして200kmの東京都金町浄水場(葛飾区)で基準値を超える放射性ヨウ素が検出された。
関西にも原発銀座と呼ばれる福井県の敦賀原発・美浜原発がある。琵琶湖との最短距離はわずか20km程度。
現在、泉南市の水道水は、自己水2と府営水道8の割合だが、市はこれを100%府営水にする計画だ。府営水の水源は琵琶湖の水。
福井の原発銀座で事故がおこれば、府営水は飲めなくなる。
☆自己水の確保は、豊かな自然をまもり、土砂崩れなどを防止する
地震や津波で大阪市内の水道施設や配水管が壊れる事も想定される。そのような事態に備え、自己水を確保し、防災に備えことが必要。
☆自己水を増やすことは、自然破壊をやめ、山の保水力を高め、川の水質の悪化を防ぐこと。自己水が確保できない理由に、環境悪化がある。
(上下水道部の答弁)・・大要
現在まで、耐震基準に基づく配水池の整備を進めている。一日の水量の10時間から13時間分が確保されている。
今後も有事に際して保有水量を増やすため、中央配水区域内に耐震基準に基づいた配水池を築造することが重要であると考えている。
泉南市の水源を何処に求めるかが重要。20億円から30億円を投じて、水量が不安定で、油脂類や雑排水の流入によりたびたび取水の緊急停止を余儀なくされている金熊寺川や、常に掘り替えや堆積土砂の浚渫、くみ上げポンプや揚水管の取り替え等の維持経費の大きい深井戸に水源を求めるのか、或いは太い強靭な水道管によって安定的に飲料水を確保できるところに水源を求めるのかは、日常の給水のみならず有事にも給水を確保できる確率の高い方を選ぶことが重要。
安心、安全、安定、しかも安価での給水を行うには、自己水堅持ではないことのほうが望ましい。
(再質問)
☆「水・緑・夢あふれる生活創造都市 泉南」というのは、単なるスローガンか 。少なくない市民が、おいしい泉南の水を飲みたいと思ってる。この願いは、かなわないのか。
☆災害時、水の確保される量が「一日の水量の10時間から13時間分」では少なすぎる。
(市長の答弁)
泉南市の山は近郊緑地に指定され、環境は守られている。
この答弁に対し、「先の上下水道部の答弁と違う。市長の現状認識は間違っていないか」と指摘した。
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午前中、雨だったので散髪に行きました。くせ毛がきついので、いつも早めに散髪に行きます。
午後から、晴れたので、「しんぶん赤旗」の配達と集金に行きました。
息子の高校は、今日、明日と文化祭です。娘の高校の文化祭は、PTA役員だったのでジュースを売ったり、バザーをしたり一生懸命働きました。
一方、息子の高校には一度も行ったことがありません。一度は行かなくてはと思いますが、なかなか面倒です。