日本共産党泉南市議会議員　大森和夫

「君が代」条例可決強行・・・数の暴挙に抗議の宣伝

[2011.6.5] -[議員日誌]

大阪府の橋下徹知事が率いる｢大阪維新の会｣が提出していた｢君が代｣起立強制条例が３日夜、まともな審議もなしに府議会本会議で「維新の会」などの賛成で可決しました。

日本共産党、自民党、公明党、民主党は反対しました。文部科学省は義務づけ条例について「聞いたことがない」としており､前例のない暴挙です｡

大阪府教育長や大阪弁護士会や大阪教職員組合も反対しています。

強制条例は、第１条で「国歌の斉唱について定めることにより、府民、とりわけ次代を担う子どもが伝統と文化を尊重し、それらを育んできた我が国と郷土を愛する意識の高揚に資する｣｢服務規律の厳格化を図る」と目的をうたっています。

「君が代」斉唱時に教職員に起立を強制する条例は、憲法の「思想・良心の自由」を侵すもの。橋下知事はさらに９月府議会で起立しない教職員を懲戒解雇にする条例案の提出を狙っています。

午後から、橋下知事と維新の会の数の暴挙に怒りを込めて、宣伝を行いました。宣伝カーで1時間余り、市内を廻りました。

今学校に必要なことは、新学期が始まっても先生が足らない状況を改善すること、子供たちがゆったり勉強できるように一学級の人数を少しでも減らすことです。

橋下知事にはそういうところで知事の役割を果たしてほしいと思います。

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他に「しんぶん赤旗」の集金や、「しんぶん赤旗」の写真ニュースや共産党ポスターを張り出しました。