こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2011.5.25] -[議員日誌]
5月11日に開催された総務文教常任委員会で、4月から廃園にされた市立幼稚園の処分方針について報告がありました。大要は以下の通り。
1、 基本方針
① 原則売却
② 有効活用(有償貸付・地元要望の尊重等)
③ 市の施設として利用
2、個別物件の処分方針
信達幼稚園 ○将来的な幼保一元化の動きを見据え、一定期間隣接の信達保育所を運営している恵友福祉会と協議していく。
但し、忠魂碑、防火水槽並びに消防駐車場敷地等を文筆した上で、敷地海部分については売却することも考える。
樽井幼稚園 ○基本的には売却する
但し、管理棟部分と保育室棟部分を切り離して、売価する方向も検討する。(地元の意向については再度確認する。)
西信達幼稚園 ○進入路が西信達中学校敷地であるため、売却は非常に困難
○有効利用の観点から要望の主旨を踏まえ、社会法人ルンビニ園に有償で貸し付ける。
雄信幼稚園 ○地元要望について、現在新たに公民館を整備することは困難な状況であるが、過去の公民館整備計画の経過を踏まえ、地元と協議していく。
鳴滝幼稚園 ○未登記部分の解消が困難であることから、売却は困難
○当面、福祉関係の施設として有償で貸付ける方向を探る。
新家幼稚園 ○敷地の形状が悪く、間口も非常に狭小であることから、売却は困難。
○新家公民館は駐車場が少ないことから、跡地を一体的に利用することが、望ましい。
○児童館の分館として、公民館と一体的に利用する。
東幼稚園 ○市街化調整区域であり、接道もなく、売却は困難。
○隣接する東小学校の施設として一部を利用する。
新家南幼稚園 ○社会福祉施設等の公共公益施設に売却の方向。
○買い手がなければ、貸付ける方向を探る。
以上の説明を受けましたが、幼稚園の跡地は「原則 売却」でなく、「原則 地元要望を優先に変更すべき」と質問しましたが、市はあくまで「原則 売却」という答弁を変えませんでした。
市民からは「跡地を長期に放置すると、環境や治安上、心配。早く、跡地利用を進めてほしい」と言う声も上がっています。
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今日は、午後から共産党議員団会議。晩はお通夜に行く予定です。