こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2011.5.24] -[議員日誌]
行財政特別委員会が開かれ、体育館などの指定管理者制度の評価の報告があり、質問を行いました。
指定管理者制度は財政難を理由に、市の施設の管理運営を民間に任せ、人件費の削減を目的にしています。
今日の会議で報告のあった施設(*注)は、いずれも標準的な水準を満たしていると評価されています。
一方、体育館や文化ホールは施設の老朽化が指摘されています。施設の修繕などは、市の責任で行わなくてはなりません。
市に対し、避難所となる体育館の耐震化を早急に行うように求めました。市は耐震化の必要性は認めても、耐震診断や耐震化工事の計画すら示しません。
対策本部が置かれる市役所 避難所となる体育館、阪神淡路レベルの震災で倒壊するといわれる市営住宅が、耐震化されないままです。
市の財政状況が大変で、耐震化の財源が出来ない状況です。ですから、不要不急の大型公共事業(火葬場の新設、広域農道)中止をして、財源を確保すべきです。
(*注)会議で報告のあった施設と指定管理者と評価
*泉南市立体育館、泉南市立双子川テニスコート、泉南市民球場
指定管理者―泉南市体育協会 評価B
*泉南市総合福祉センター(あいぴあ泉南)
指定管理者―泉南市社会福祉協議会 評価C
*泉南市文化ホール
指定管理者―国際ライフパートナー株式会社 評価C
評価はABCDEの5段階。C以上は合格点
他の議題の質疑は次のとおり
・下水道料金の減免制度の実施を要望―水道料金と同程度の減免を行う
・休日の窓口の臨時開設を求めるー3月26日(土)の実施状況から、開設の方向で検討する
晩は岸和田で「アスベスト国賠訴訟を勝たせる会」に出席する予定です。