日本共産党泉南市議会議員　大森和夫

またまた値上げの提案

[2011.2.14] -[議会だより]

 行財政問題特別委員会が開催され、使用料・手数料と下水道料金の値上げ案が報告されました。

 平成15年10月から、4年ごとに各種公共料金の値上げが提案されています。今回の見直しは平成23年10月から実施の計画です。下水道料金は、3月議会で条例を改定し、実施は10月からの予定です。

 値上げによる市民負担は年間、使用料・手数料の値上げで400万円、下水道料の値上げ（平均２０％）で1億円にのぼります。

 下水道料金は府下で3番目に高額に

標準家庭の下水道の使用量（20ｍ３/.月）では、月額2044円から2459円の値上げとなります。また、大阪府下でも３番目に高額になります。

大阪府内・下水道使用料　他団体比較表

（行政区・使用料　２０ｍ３/月　単位・円）

 泉南市は、昨年の12月議会で年間１億２千万円、平均９％の値上げを決めたばかりです（共産党・公明党などは反対するが、民主党系や保守系の賛成で可決）。さらなる各種公共料金の値上げで、市民の暮らしが大変になります。また、公民館の使用料は値上げにより、使用回数が減るなどの問題が起こっています。

 共産党議員団は「4年前に比べて市民の生活は苦しくなっている。年金や給料が減らされ、雇用問題などで不安が高まるなか、公共料金の値上げを行うべきではない」、とただしました。