日本共産党泉南市議会議員　大森和夫

幼稚園の統廃合

[2011.1.6] -[議員日誌]

 午前中、共産党議員団会議を開き、午後から団ニュースの原稿をつくりました。原稿の大筋は以下の通り。

市立幼稚園を全園廃止し、2園化にする条例可決

　地域の宝・幼稚園がつぶされる

　　　・・共産党、無所属議員は反対

　泉南市は、財政難を理由に９園ある市立幼稚園すべてを廃園にし、2園に統廃合します。しかし、保護者や地域からは地域の宝・子どもたちの宝である幼稚園をなくさないでという声があがっていました。

　日本共産党は、地元の幼稚園をなくすなと、広範な保護者や市民とともに反対運動に取り組んできました。

新幼稚園へ・・共産党の要望

☆新幼稚園に、さわやかバス（コミバス）の停留所を

　誰でも、園庭開放などの行事に参加できるようにする。

☆旧幼稚園は売却せずに公共施設として利用を

　市は旧幼稚園を売却する予定。しかし、公的施設に旧幼稚園を使いたいと要望が多く上がっている。

☆3歳児学級を増やす

　３歳児の応募が定員数を超え、２０人を超える待機者をだしている。

☆バス代を無料に

　旧幼稚園は歩いて通園できたのに、新幼稚園ではバス通園をするとバス代月１０００円の負担が増える。

☆副園長は管理職に

　園長の留守を預かる副園長は管理職にすることで、保護者も安心できる。

☆正職員を増やす

　新幼稚園は、9園よりも正職員の割合も減っている。

☆新設幼稚園にプールをつくる。

エアコンの設置が決まる・・共産党の提案　実現

　９月議会では、新設幼稚園の遊戯室にエアコンが設置されていないことが、問題になりました。、共産党は「猛暑のなか、エアコンは必要」と追及し、来年夏までにエアコンの設置が決まりました。

ムダな大型事業を見直し、教育予算の増額を

　市は財政難を理由に教育予算を減らしています。山間部に建設を進めている基幹農道などを見直せば、市民生活に関わる予算を増やすことができます。