日本共産党泉南市議会議員　大森和夫

大阪府への要望・交渉

[2010.11.9] -[議員日誌]

  昨日に続き、今日も大阪府庁へ要望と交渉に出かけました。 府には事前に要望書を渡し、回答をもらっています。その回答に基づいて質疑を行ないます。回答によっては、「ありがとうございます。引き続きお願いします。」ということもあります。

  要望項目は、府道の改修、歩道や信号の設置から３０人学級の実現など教育、商工業者への融資の充実、府営住宅の充実、河川の改修など多岐に渡っています。項目ごとに議員が質問し、担当の府職員が答弁します。

　私は、府道の歩道設置を要望しました。この府道は１０年前に整備されましたが、一部区間は地権者の協力が得られず歩道がありません。その府道は以前より交通量が増え、歩行者や自転車による通行が大変危険です。

  府に対し、その地権者との交渉を再開し、歩道の設置を進めるように求めました。担当職員からは「はい、わかりました」という回答はありませんでしたが、地元の強い要望と危険な状態を確認して、地権者との交渉をしてもらうように要望しました。

  次に関西国際空港は軍事利用しないように要望しました。関西国際空港は開港時から、府知事・地元首長・議会・関空会社との約束で軍事利用しない、となっています。また、構造上も軍利用できなくなっています。

  府の回答は「軍事利用や基地の問題は、国の重要問題である」というものでした。しかし、橋下知事が沖縄の普天間米軍基地移設問題で、関西国際空港に米軍基地の移転も考えるという発言をしています。その事を質問すると、知事はその後、「軍事基地を誘致するものではない」という発言を行なっていると、担当者から説明がありました。