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  • こんにちは。日本共産党 大森和夫です。

    アスベスト被害(控訴審)の取材

    [2010.11.7] -[活動トピックス]

     11月17日に泉南アスベスト国家賠償請求訴訟の第1回の控訴審が行われます。5月19日に大阪地方裁判所でアスベスト被害の国の責任を認める画期的な、被害者勝訴の判決が出ました。しかし、国はその判決を不服として控訴しました。

     

     原告(被害者)はもちろん地元の議会・市長や大阪府知事も、「控訴するな」と国に要望しました。原告の命をかけた訴えを民主党政権は聞き入れませんでした。

     

     控訴審を前に、原告への取材も増えています。今日も大手新聞社の記者が泉南まで来て被害者の取材をしました。取材はストレスも多いので、市民の会の世話人も同席するようにしています。今回は私が同席しました。

     

     酸素吸入器をつけての生活、体の調子、国に訴えたいこと、将来の心配、勝利判決を聞いて嬉しかったこと、控訴されてどんな気持ちになったか、記者は丁寧に聞いていました。取材の最初は、緊張のせいか、原告は喋られないぐらい咳きこんだので、大変心配しました。しかし、だんだん、落ち着いて来ると、咳きも減って取材に応じていました。

     

     同じ石綿工場で働いていた人の話を聞くと、私たちの知っている被害はごく一部で、多くの被害が掘り起こされずにいることが分かりました。

     

     この原告は、ここ2~3年で急激の病状が悪くなっています。裁判を起こして4年、原告達の病状は年々悪くなり、亡くなった方もいます。「生きているうちに解決を」これは、被害者の譲ることの出来ない悲痛な願いです。

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