こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2010.10.4] -[議員日誌]
泉南地域の石綿被害と市民の会(略称・市民の会)では、大阪府下の自治体に9月議会で「大阪・泉南アスベスト被害の早期全面解決を求める意見書」を採択してもらうように、要請活動を行ってきました。
採択状況を調査すると、吹田市、和泉市、泉大津市、阪南市、田尻町、貝塚市、豊中市が、可決していました(町村はすべて調査できていない。まだ9月議会が終っていないところもある)。泉南市は6月議会で同趣旨の意見書を可決しています。
先の3月議会や12月議会で「アスベストの早期解決と国の責任を求める意見書」を大阪府下で過半数を超える24議会で可決できました。そのため、「また、同じような内容の意見書か」ということで後回しになったところもありました。
意見書は可決されると、総理大臣や厚生労働大臣、環境大臣などアスベスト被害に対応する省庁に議長名で送られ、被害者救済の強力な後押しになります。
可決したところは、全会一致(すべての党派が賛成する)です。このような地元の超党派の運動が、中央に影響を与える事は間違いありません。