当サイトは2012年3月2日をもちまして、更新を停止しています。新しいサイトは、 http://ohmorijcp.wajcp.net/ です。
お気に入り(ブックマーク)やリンク集に登録されている方は、お手数ですが変更をお願い致します。
  • TOP
  • プロフィール
  • 活動トピックス
  • 議員日誌
  • 議会だより
  • こんにちは。日本共産党 大森和夫です。

    みんなで考えよう!国民健康保険 基礎からわかる学習会

    [2010.9.19] -[活動トピックス]

     

      19日に「みんなで考えよう!国民健康保険 基礎からわかる学習会 」(主催、明るい泉南市をつくる会)が樽井公民館でおこなわれた。50名の参加者があり、関心が高いことがわかった。

      主催者と和気泉南市議から、報告があり、参加者からの質疑を受けました。

     
    DSCF2109.JPG

     

     私も、質問に答えて次のような発言を行いました。

     

      国民健康保険の加入者は泉南市民の3分の1程度。しかし、自営業の人だけでなく、退職して職場の健康保険をやめた人も加入する。いま、国保に加入していない人も、退職後のお世話になる保険である。

     

      国保は、保険加入者の払う保険料と国からの補助金で運営される。国がこの補助金を減らしたため、保険料の負担が増えた。そのため、多くの市では、国保会計に繰り入れして、保険加入者の負担を増やさないようにしてきた。

     

      職場の健康保険は、雇用者が保険料の一部を負担するが、国保にはそれがない。そのため、高い保険料になる。一方、不景気や年金の切り下げなどで、国保加入者の8割は所得が300万円以下の低所得者になっている。

     

      泉南市は国保会計への繰り入れをやめた。国保会計が赤字になると、その赤字を埋めるとして、国保料を引き上げてきた。そのため泉南市では給与所得192万円(夫婦子ども4人家族・固定資産なし)で36万円の保険料になっている。

     

      そのため、「保険料が高すぎて払いたくても払えない」状況がある。保険料が払えず、市とも相談できないまま、保険証が発行されず医者にかかれない人が増えている。

     

      市長会は国に対し、国保の補助金を元に戻すように要望活動を行っている。この補助金減らしは、共産党を除く政党の賛成で行われた。

     

      現在、泉南市の国保運営協議会が開催され、国保料(税)の見直しが検討されている。600万余りの赤字が理由である。一方市は下水道会計には7億円もの繰り入れをしている。また、泉南市は、市立病院もなく、保険衛生に関わる予算が他市と比較して少ない。このような状況から、保険料の値上げする必要ない。

    ブログを書くならBlogWrite