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  • こんにちは。日本共産党 大森和夫です。

    「一日も早い解決を求める決議」を採択

    [2010.9.12] -[活動トピックス]

     泉南アスベスト国賠訴訟の原告団総会と集会が12日に泉南市樽井公民館で「泉南アスベスト国賠の早期解決を求める泉南集会」が行なわれました。泉南市議会議員6名、阪南市議会議員1名、地元区長を含む約120名が参加。

     

     泉南市長の代理として同市市民生活環境部長、阪南市長の代理として同市市民部長、また泉南市議会副議長から早期解決へ向けた激励の挨拶を受けました、阪南市議会議長からはメッセージが寄せられました。


    DSCF2077.JPG挨拶をする原告代表の佐藤さん

     

    DSCF2087.JPG開会の挨拶をする「勝たせる会」代表幹事の半田大阪市大名誉教授

     

     午前中に原告団総会、午後から集会が行なわれました。昼食は、原告の南さん、石川さん、沢井さんがおにぎり300個を作ってくれました。隠岐島(島根県)出身の石川さんは、名物のサザエご飯のおにぎりを作ってくれました。さらに、佐藤親子と満田さんは、200個のサンドイッチを作ってくれます。

    DSCF2078.JPGおいしいおにぎり

     

     原告はもちろん、弁護士や取材に来ているマスコミ関係者、私たち支援者も一緒にご馳走になりました。原告同士が仲よく、原告と弁護士や支援者も、親しく活動できるのは、「同じ釜の飯」を食うような関係があるからだと思います。

     

    DSCF2079.JPG卵やハンバーグのはさまったサンドイッチ

     

     総会と集会の概要は次の通りです。(泉南アスベスト国賠訴訟を勝たせる会の見解です。詳しくは「勝たせる会」のホームページをご覧ください)

    ■原告団総会で「一日も早い解決を求める決議」を採択
     大阪泉南アスベスト国賠原告団は、9月12日午前、樽井公民館で第7回原告団総会を開き、大阪高裁に対して11月17日の第1回期日で和解勧告を行うことを、国に対して一刻も早く解決を決断することを要望する決議を全員一致で採択しました。


     泉南アスベスト被害は、国の公式確認から70年、裁判所の違法認定からもすでに50年が経過しています。
    被害の原点を救済の出発点にするためにも、泉南アスベスト国賠は、今年度内の解決を目指します。
     
     
    ■大阪高裁に和解勧告を要請する上申書を提出、各省庁に対して要請書を提出
     「命あるうちに全面解決を」は、単なるスローガンではありません。肉体的、精神的に苦しみながら、迫り来る自らの悲惨な最期に怯えながらも、懸命に今を生きている被害者原告ら、あるいは、無念のうちに悲惨な最期を遂げた被害者らの遺志を継いだ遺族原告ら、原告全員の、当然の、そして譲ることの出来ない切実な願いです。


     一日、一刻も早く、そして被害者が生きている間にこそ、長期にわたる泉南アスベスト被害の全面的な解決が図らなければなりません。
    9月13日、原告団は大阪高裁に対し、11月17日の第1回控訴審期日において、国に対して、泉南アスベスト被害の責任を認め、被害者らに謝罪すること、原判決の水準を基本とする賠償を行うこと、そして、原告全員を一括して解決することを求める内容の和解勧告を行うことを上申しました。


     また、同時に、原告と弁護団が上京し、早期全面解決の決断を求める要請書を手渡しました。