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  • こんにちは。日本共産党 大森和夫です。

    三菱マテ建と石綿被害者で和解が成立

    [2010.8.2] -[活動トピックス]

      三菱マテリアル建材(旧三好石綿工業)は、石綿粉じんを吸入し石綿に曝露したため、健康被害を受けた元労働者やその家族33人(第2次請求人団)に対し、亡くなった方への哀悼の意、病気と闘っている方へのお見舞い、さらに総額1億3千万円の補償をすることで和解協定が成立しました。

     

     

      第2次請求人団と弁護団、支援者(市民の会)が集まって、昼食をとりながら和解を祝って「打ち上げ」を行いました。体の不調で欠席した方が多くおられて残念でした。

    DSCF1985.JPG

     

     

      2008年9月にも、三菱マテリアル建材株式会社は重大な生命被害や健康被害を与えたことについて遺憾の意を表明され、謝罪し、一定の補償を行うことで早期の和解協定が成立しました(第1次)。このような会社の真摯な姿勢は、多くの石綿被害者や支援団体から高く評価されています。

     

     

     しかし、他のアスベスト裁判のマイナスの判決(昭和33年以前の被害については、会社には責任がない)や、不景気の影響などで、第2次請求人団と会社との交渉は、困難な点が多くありました。そんななかでも、弁護団の活躍や支援者の応援で、請求人団の全員が補償されることになりました。

    DSCF1964.JPG

     あいさつをする奥田慎吾弁護団長

     

     請求人団一人ひとりが、アスベスト健康被害の苦しみや不安、アスベストで家族を失った悲しみや怒りを手紙にして会社に送り、救済を求めました。

     

     また、泉南議会では、今年の3月議会で「三菱マテリアル建材株式会社の石綿被害に対し誠意ある救済を求める意見書」が全会一致で可決されました。泉南市長もアスベスト被害者や請求人団への支援を表明し、励ましてくれました。

     

     請求人団は、多くの皆さんの支援のおかげで、和解を勝ち取ることが出来たと、大変喜んでいました。

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