こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2010.7.27] -[議員日誌]
長年の住民の要望のひとつであるJR阪和線の新家駅の海側に改札口を作る計画が進んでいます。
新家駅は、山側にしか改札口がありません。海側から新家駅を利用する人は踏み切りを渡るため、危険で不便でした。さらに、大阪行きのホームに行くのに階段をつかうため、高齢者にとってはたいへん苦痛です。
住民から海側にも改札口の建設を求める要望が上がっています。共産党も毎年、市に対し予算要望にあげています。JRに対しても、ダイヤの改善、エレベーターの設置を求めるとともに、改札口の設置を要望の一つとして求めてきました。
交通バリア法に基づく基本方針では、1日当たりの平均的な利用者が5,000人以上の鉄道駅はエレベーター等を設置し、移動に際しての身体への負担の軽減、移動の利便性及び安全性の向上が求められています。
泉南市では、和泉砂川駅、樽井駅、新家駅の3駅がその対象になっています。和泉砂川駅は、今年度中にエレベーター3基が設置されます。
JRはバリアフリの一環として、新家駅の改札口の設置を計画していました。それと交換条件で、新家駅の大阪側の踏切(車は通れない小さな踏切)をなくす案を住民にしめしていました。
しかし、地元からは「この踏み切りにつながる道は、鉄道が通る前からあり多くの人が利用する。また、危険な駅前の踏切を避けるための重要な通学路になっている。この踏切はなくせない」と声が上がっていました。
共産党は、踏み切りの撤去を交換条件にせず、無条件に改札口の設置をすべきだと訴えてきました。
その後、踏み切りをなくす案は撤回され、無条件に改札口の設置が提案され、地元も喜んでいます。