こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2010.7.25] -[議会だより]
JR和泉砂川駅は快速や一部特急も停車する泉南市を代表する駅です。しかし、エレベーターがなく高齢者や障害者にとって4つの階段が、苦痛になっています。また、トイレは山側と海側に2つありますが、水洗化されず、悪臭が問題になっていました。
一方、市は財政的な見通しもない数百億円もの和泉砂川駅前の大型開発など、住民の意向を無視した計画をたて、ことごとく失敗してきました。また、イオン道路などりんくう優先の大型開発をすすめ、財政を悪化させました。
交通バリア法に基づく基本方針では、1日当たりの平均的な利用者が5,000人以上の鉄道駅は、エレベーター等を設置し、利便性・安全性の向上が求められています。 泉南市では、和泉砂川駅、樽井駅、新家駅の3駅が対象になっています。和泉砂川駅は、7年前に基本構想を作成したものの、財政難を理由に放置してきました。
2009年度の国の補正予算で経済危機対策臨時交付金が創設され、市はこの交付金の一部を活用し、和泉砂川駅に今年度中にエレベーター3基、多機能トイレ1カ所設置します。この費用は、国・市・JRが3分の1ずつ7900万円を負担します。市はこの負担が出来ないと、長年、和泉砂川駅の改修を怠ってきましたが、国の交付金でやっと実現することが出来ました。
和泉砂川駅の山側にも4基目のエレベーター設置と水洗トイレ設置を求める
砂川高校が来年閉校になり、その跡地に支援学校が開校されます。生徒が利用する和泉砂川駅の山手に4基目のエレベターが必要です。共産党は、市・府・JRに対し、エレベーターと山側の水洗トイレの設置を強く求めています。
市も前向きに取り組む答弁がありました。