こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2010.7.5] -[議員日誌]
泉南市議会の議会報告の原稿ができました。6月議会で代表質問、一般質問を行って議員がそれぞれ原稿を持ち寄って議会報告を作ります。
各会派から編集委員を出して、レイアウトや表紙の写真など相談して作りあげます。市民からも指摘もあり、委員会を開き改善につとめています。
以前は、年一回の発行でした。1年間出さない時もありました。私が編集委員長をした時、初めて年4回の定例議会と臨時議会の報告を出しました。
当時の議会事務局次長が、「どこでも、年4回議会ごとに報告を出している。泉南市でもがんばりましょう」と応援してくれて実現しました。それ以降、年4回が定着しています。
代表質問を原稿にするためメモを作りました。
①アスベスト問題。被害の深刻な実態を、被害者自身の言葉で紹介する。泉南アスベスト国家賠償請求訴訟の支援とすべてのアスベスト被害者の早期救済を国に要望し、隠れた被害者の掘り起しに取り組むことを求めました。
②街づくり。さわやかバスを増車し、和泉砂川駅や新家駅を中心にしたコースを作るなど改善・拡充を求める。3月議会に引き続いて質問した。
市長からは「1台増車し、要望を検討する」と回答がある。市民や職員の知恵で便利なものを作っていきたい。
③農業問題。農家が意欲を持って、生産活動に取り組めるように価格補償や所得補償が必要。 農業振興策として・地元農産物を取扱う店に「推奨シール」(仮称)を貼ってもらう・学校給食などに地元農産物を利用する。
④空港問題。伊丹空港の廃港は1500万人の利便を奪い、大阪の都市機能を後退させる。府民合意のない一方的な押し付けはやめ、事実に即し冷静な議論を求める。
空港や道路を作っても、景気はよくならない。関空頼みの街づくりでなく、地場産業や市民の生活を応援する市政が求められる。
⑤雇用問題。10年連続で年間3万人を超える自殺がある。自殺の原因は経済的な理由によるものが多いと言われている。
泉南市でも雇用問題の相談活動の充実や雇用を創出する施策が必要。
⑥同和問題。同和偏重の人権政策の見直しを求める。昨年の人権相談では、同和問題に関する相談はなかった。
しかし泉南市は国の同和対策特別措置法の失効(02年3月末)後も、同和政策課を残している。長年の運動で部落差別は基本的に解消されるところまで到達している。