こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2010.6.20] -[議会だより]
京都の大学で弁護士をめざしている学生のサークルのメンバー21人が、泉南アスベスト被害の実態を勉強するために、泉南に来ました。泉南市と阪南市をまわった後、泉南アスベスト国賠訴訟の原告、若手弁護士、「市民の会」と懇談を行いました
先日も、神戸と京都の学生が、同じ趣旨で泉南を訪問しています。若い人たちが座って勉強するだけでなく、社会に目を向け、実際に自分の目で調べて、自分で考えて、行動しようという姿勢に、感心しました。
アスベスト弁護団は、国賠訴訟に勝って、賠償金をもらうことだけを目的にしていません。原告だけでなく、すべてのアスベスト被害者を救済し、これ以上の被害者を作らないために新しい法律をつくる運動もしています。そのため、国会議員や政府関係者、地元知事や市長への要請活動も積極的に行っています。
なりよりも、アスベスト弁護団の素晴らしいところは、被害者と心一つに運動していることです。被害者と一緒に泣き、怒ってくれます。被害者は家族だという若手弁護士もいます。そういう弁護士を目指してがんばって欲しいと私も話しをさしてもらいました。
懇談会でも積極的に意見が出され、勉強になりました。