こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2010.6.2] -[議員日誌]
10時過ぎ、市役所の公明党の控室の前を通ると、テレビの音が聞こえてきました。何か拍手をしているような音でした。公明党の議員が控室から出てきて、「鳩山首相が辞めた」と教えてくれました。びっくりして、公明党の控室に行って、テレビを見せてもらうと、鳩山首相が民主党議員の前で演説しているところでした。その演説になぜか、民主党議員が拍手をしていました。
辞める前に、まともなこと(控訴断念)せよ
テレビを見て、「辞めるんだったら、アスベスト国賠訴訟を控訴するなよ。まともなことしてから辞めろよ」と呟きました。民主党議員が鳩山首相の演説に共感して拍手する気持ちは、理解できません。
国民の厳しい批判・・アスベスト問題でも
先日のアスベスト国賠訴訟の記者会見でも、控訴した民主党政権に対する感想を求める質問がいくつかありました。原告も弁護団も民主党や鳩山首相に対し「期待と信頼が裏切られた」と答えていました。
普天間基地問題と同じように、アスベスト問題も公約違反です。政権につく前や選挙公約には、アスベスト問題での国の責任を追及し、早期の救済を掲げながら、政権についたら、甘い言葉でごまかしながら、最後は国民・被害者を裏切り控訴しました。
自民と同じ体質
普天間基地問題でも「政治とカネ」の問題でも、民主党は自民党と同じようにアメリカや財界にモノが言えない体質です。政治の流れ・中身を変えるため、財界にもアメリカにも、国民の立場にたって、堂々と話ができる共産党を大きく伸ばしてもらいたい。