こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2010.5.21] -[活動トピックス]
アスベスト国賠訴訟は「国の責任を認めた」画期的な判決がでました。勝利の原動力は、勇気をもって世論に訴えた原告の頑張り、戦前の被害から調査してきた弁護団の奮闘のたまものです。さらに世論を後押しする地元の支援がありました。
地元の支援・・35万を超える署名
公正な判決を求める署名は35万筆を超えました。全国からの支援とともに、泉南市でも樽井や新家など地区ごとに署名に取り組んでくれました。三菱マテリアル建材(旧三好石綿)の被害者救済を求める署名も、工場のあった新家地区で2000筆以上集まりました。
泉南市議会を皮切りに、府下に広がる「意見書」
泉南市は昨年9月議会で「国に対してアスベスト被害の早期の解決・救済」を求める意見書が全会一致で採択されました。以後、堺市以南のすべての議会で同様の意見書が採択され、今年の3月議会までに大阪府や大阪市を含め、府下で過半数の議会で採択されました。
泉南市長に報告とお礼
原告団やそれを支える市民の会のメンバーで、主だった人は上京し、集会を開き、国や国会議員に要請行動を行っています。
(写真)「国は控訴するな。アスベスト被害者の声を聞け」と開かれた大阪・泉南アスベスト被害早期解決を求める大集会=20日、東京・千代田区
1000人を超える参加者があった
地元に残った原告と市民の会・世話人と一緒に、向井泉南市長に、裁判の経過報告と支援のお礼に伺いました。 (議長は留守で会えなかった)
生きてるうちに救済を!・・市長から国へ要望を
「裁判の結果を真摯にうけとめ、控訴を断念すること、泉南アスベスト訴訟の原告や被害者すべてに、国の責任を認めて謝罪し、早期の救済に取り組むこと」を国に要望するように、市長のお願いしました。大阪府知事にも、判決の出た日に同じ要請をしました。
市内を宣伝カーでまわる
原告と2人で、裁判の経過報告と支援のお礼のため、宣伝カーで市内をまわりました。