日本共産党泉南市議会議員　大森和夫

リストラから家庭崩壊へ

[2010.5.15] -[活動トピックス]

 リストラのため、念願のマイホームを手放し、家庭が崩壊した若い夫婦の話を聞いた。

 夫がリストラで失業、休職活動をするが仕事が見つからない。夫は休職活動のために資格をとる勉強をし、妻が働くことになった。資格はとったが、就職は見つからず、夫はうつ病に。妻も夫の介護や仕事、子育てなどの気苦労から体調を崩し、子ども連れて実家に帰る。

 夫はガードマンの仕事につくが、家のローンが払えず、家を売却することになる。地価が大幅に下がっているため、家を売っても、ローンが完済できない。結局、家を売っても残ったローンが借金になった。家具など置いてマイカーだけもって、家をでた。家具を置くような家を借りることも出来なかったのかもしれない。

 この夫婦に何か問題があるのだろうか。

 大企業の内部留保や大金持ちが、その社会的責任にふさわしい負担・・内部留保の１％程度分を庶民や中小企業に還元する・・すれば、貧困と格差の問題は解決に向かう。アメリカへの思いやり予算など減らすなど軍事費を減らせば、庶民を応援する予算が出来る。

 大企業とアメリカにものが言える日本共産党を大きくして、まじめに働く人が報われる社会をつくろう。