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  • こんにちは。日本共産党 大森和夫です。

    議会や行政の支援を受け、三好石綿(現三菱マテリアル建材)と交渉

    [2010.5.6] -[活動トピックス]

     第2次三好石綿(現三菱マテリアル建材)請求人団会議が開かれました。請求人団は泉南地域の方を中心に、島根県の隠岐在住の方や三菱マテリアル建材の千葉工場の元労働者など33人です。三好石綿の労働者は、隠岐や沖縄など九州から働きに来ていました。弁護士や隠岐出身の被害者は隠岐まで行き、かつて三好石綿で働き、現在結婚などで地元に戻った人のアスベスト被害を調査し、救済に取り組んでいます。

     

     三菱マテリアル建材と請求人団との交渉は、大詰めを迎えています。1次同様に2次も請求人団の全員救済、和解の方向で進み、みんな喜んでいます。被害者の高齢化や病状の進行を考えると、裁判でなく和解で早く解決したいと考えています。実際、1次や2次の請求人団で、交渉中に4人が亡くなっています。

     

     手弁当で何度も泉南市まで足を運び、被害者の苦しみに心を寄せてくれる弁護団にみんな感謝しています。

     

     泉南市長をはじめとする行政も被害者救済のため三菱に働きかけ、被害者を励ましてくれました。 泉南市の3月議会では、「三菱マテリアル建材に対し、被害者への誠意ある救済を求める」意見書が全会一致で可決しました。

     

     アスベストによる病気はよくなりません。被害者は隠れて痰をだし、咳を我慢します。昼は元気でも、夜は咳で息苦しくなり、このまま死ぬのではないかと不安になります。被害者の一人は「和解が成立しても、健康への不安は解決しない」と話していました。

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