こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2010.4.23] -[活動トピックス]
アスベスト被害者と市民の会の世話人会がありました。5月19日の大阪地裁で泉南アスベスト国家賠償請求の判決の日の対応について相談。
この裁判は全国で初めてアスベスト被害について国の責任を問うものです。今週だけでも、アスベスト被害者を励ます事件が2件もおこっています。
・公立小に勤めた男性教諭が中皮腫(アスベストによるガンで最も悪性なもの)で死亡したのは体育館の天井から飛散したアスベスト(石綿)を吸ったためとして、公務上災害だと認定されました。学校でのアスベスト被害で公務上認定を受けるのは全国で初めてです
・車両部品製造「渡辺工業」で働いていた女性が、アスベスト(石綿)対策が不十分でじん肺を患ったとして大阪地裁は21日、介護に当たっている長女の負担についても被害認定し、計2400万円の支払いを命じました。
一方、このような事件は氷山の一角、多くの被害者が埋もれています。このような事態を作った国の責任は重い。
5月19日は大阪地方裁判所周辺で500人、東京で1000人の集会を開きます。この裁判は注目されています。今日も原告にマスコミがいくつか取材に来います。
泉南・阪南からバスを2台出します。歴史的な裁判・判決を体験しましょう。参加を希望される方は連絡ください。