日本共産党泉南市議会議員　大森和夫

年金の長妻が泣く

[2010.4.22] -[活動トピックス]

  67歳のYさん（女性）から相談を受けています。Yさんは苦労しながら、国民年金の掛け金を払っていました。ところが、年金宅急便をみて、びっくり、1年間だけ未納になっていました。ちょうど、ご主人の仕事がうまくいなかった時期で、1年間滞納したものの、遅れて1年分を払ったことを思いだしました。しかし、領収書もなく、社会保険庁に当時の様子を申告し、救済を求めましたが、認められず困っていました。

   「1年間の未納については無条件で救済」と昨年末から、毎日新聞や産経新聞などで報道され、Yさんも救済されると、大変喜んでおられました。ところが、12月25日付け厚生労働大臣の通達で「１年間の未納について、未納した年に連続して厚生年金に加入していれば、救済されない」とされ、Yさんはこれに当てはまり救済されません。

  社会保険庁にYさんが救済されない合理的な理由があるのかと問うと、「ありません。通達に従うだけです。申し訳ない」というばかりです。Yさんは、民主党にも長妻厚生労働大臣にも裏切られたと怒っています。