こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2010.4.1] -[議会だより]
新設幼稚園の建設費を含む予算が10対9で可決
3月議会の最終日(3月26日)2010年度一般会計予算が可決しました。今年度の予算は市長選挙の年で骨格予算となります。しかし、向井市長は、骨格予算だと言いながら、5億円の新設幼稚園の予算を計上しています。
共産党は、この新設幼稚園の建設費の削減を求めました。その理由は
○新設幼稚園の建設費を骨格予算に計上することマナーに反する。市長選挙後、臨時議会を開き、新市長が計上するか決めること。
○新設幼稚園の問題点
・建設のために新たに3億円の借金が必要となる
・新設幼稚園は大型宗教法人の寄付―市の財政負担なしーで建設する予定だったが、断られた。
○幼稚園全園廃園の問題点
・地域との子供たちの交流がつぶれる。
長年の交流で作られた「地域の宝、子どもたちの宝」が一瞬でなくなる。一度潰すと作り上げるのには大変。
・幼稚園を残して欲しいとの声があがっている
☆樽井地区や東信達地区から地元の幼稚園の存続を求める署名は6500筆
☆公立幼稚園の全園廃園計画を見直し凍結を求める署名が2700筆
☆ 「幼稚園の9園廃止計画の撤回を求める」署名が5000筆
各議員の賛否は
新設幼稚園の建設費に
反対 共産党(成田、松本、和気、大森)、真砂、木下、河部、田畑、小山
賛成 公明党(井原、竹田、中尾、原)、地方民会(北出、森、梶本)、市政研(谷、角谷)、南
骨格予算 首長や議会の議員の改選を目前に控えている場合等において、1年間の行政活動を全てにわたって予算計上することが困難、或いは適当でないと判断した場合、新規の施策等を見送り、また、政策的経費を極力抑え、義務的経費を中心に編成された予算を言います。