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  • こんにちは。日本共産党 大森和夫です。

    アスベスト問題・質問

    [2009.12.18] -[議会だより]

    三菱マテ建のアスベスト被害について

    市長も被害者の支援を約束

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    12月議会(12月9日)の一般質問で、アスベスト問題について質問。

    三菱マテリアル建材(旧三好石綿・泉南市新家)に対する2次の健康被害に対する救済・補償を求める請求も、1次同様に支援していただくように、市長に質問しました。

     

    市長からは、次のような明快な答弁がありました。

    ・一次のときに、なかなかわからなかった方々が、後でわかってきて、2次の請求になったと思う

     

    ・(三菱との交渉の中で)もし困難な場合に直面するというようなことがあれば、またそういう情報をいただければ、我々のほうからできるだけご支援といいますか、相手方に対して助言を含めてさしていただきたいというふうに考えています。

     

     

    ☆1次請求のとき、請求人団が市長に支援のお願いをしました。その様子がNHKテレビで放送されました。その時に市長は「日本を代表する企業である三菱は早期に被害者を救済して欲しい」旨をインタビューに答えてくれました。

     

     

    ☆今回の質問の前に、請求人が三菱マテリアル建材宛にだす手紙を市長に読んでもらいました。市長は、それで被害の実態を理解してくれたと思います。

     

     

    ☆一次請求は2008年9月に和解が成立しました。

    詳しくは、次の三菱マテリアル建材株式会社との和解成立にあたっての声明をご覧ください。

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                                                      2008年9月11日

    大阪じん肺アスベスト弁護団
    泉南地域の石綿被害と市民の会
    三菱マテリアル建材アスベスト被害請求人団

     

     本日(2008年9月11日)、旧・三好石綿工業株式会社(現・三菱マテリアル建材株式会社)と、同社に対して石綿被害の補償を求めて交渉してきた元従業員・周辺住民やその遺族19名との間で、和解協定の調印に至りました。

     大阪泉南地域には、戦前から中小零細の石綿業者が数多く存在していましたが、三好石綿工業株式会社は、泉南市新家にて1919(大正8)年より1977(昭和52)年まで58年間に亘って、石綿紡織品、産業機械用・自動車用のブレーキ関係部品等を生産する地元最大手の石綿業者として操業を続け、後に三菱マテリアル建材株式会社(三菱マテリアル株式会社の子会社)となりました。ここで働いていた元従業員や、工場周辺の住民は、大量の石綿粉塵に曝露し、肺ガン・石綿肺・びまん性胸膜肥厚・胸膜プラーク等の健康被害を受けました。

     大阪じん肺アスベスト弁護団、泉南地域の石綿被害と市民の会は、2005年より、現地調査や被害相談会等を実施し、深刻な被害実態を確認し、石綿被害の完全救済と万全の予防対策を求めて、大阪泉南アスベスト国賠訴訟や企業責任を追求する訴訟提起を行う一方、2007年1月10日、被害者やその遺族による三菱マテリアル建材アスベスト被害請求人団を結成し、同年6月から三菱マテリアル建材株式会社に対し、全面的な被害実態調査や補償を求めて交渉を重ねてきました。

     本日の和解協定は、弁護団・市民の会・請求人団による十数回に亘る解決申し入れ行動や一万人を超える解決要請署名の提出、さらには粘り強い交渉と石綿被害救済に向けた世論によって勝ち取られたものであり、社会的責任を自覚した三菱マテリアル建材株式会社の早期解決に向けた姿勢も高く評価されるものであります。

     また、この度の和解は、胸膜プラーク患者についても、今後の症状悪化を想定して継続協議とするなど、一人の被害者も切り捨てることなく、請求人全ての補償を実現した点で極めて大きな成果です。

     さらに、石綿肺などの中皮腫・肺ガン以外の石綿関連疾患の周辺住民に対しても、訴訟によらずに補償を勝ち取った点で、こうした被害者に対する救済制度の実現に向けた重要な意義を有しています。とりわけ、未だ石綿肺などを対象外としている石綿健康被害救済法の改正の必要性を示し、石綿被害について一つの救済モデルを提示した意義は大きいと考えます。同時に、大阪泉南アスベスト国賠訴訟の外、神戸・東京・横浜での国賠訴訟や全国各地の企業責任追及の訴訟の勝利に向けて大きな展望を切り拓いたものです。

     弁護団・市民の会・請求人団は、今後も、石綿被害者の全面的な救済・制度の確立と大阪泉南アスベスト国賠訴訟や企業責任追求訴訟の勝利に向けて全力を尽くすものです。